ひぐるま

 

刀師の設定：

刀匠、紗刃の千草。
彼の体は、その死と共に音も無く燃え上がった。

炎の中で魂と魄とが溶け合い、手にした刀に宿る“強き魂”のそれらと混ざり行き───
───そして彼は今一度、かの“強き魂”、ひぐるまに自らの手綱を委ねることを選んだ。
夢を共に踊るために。


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巫女、ひぐるま。
……は、もうすっかり深い眠りに就き、雲上に身を休めるつもりであったが。

あの若者は、そんな我が身にまたもう一働きしろと、そう言うのだ。
なんとまあ、こんな時まで厚かましい奴だ。　天の上でうんと叱ってやらねばならぬ。

大体、せっかく目をかけて手も貸してやったと云うのに、最後に躓くとは情けない。
そこの武神もそう思うだろう？　愚痴代わりに一つ付き合っておくれ、全く全く。


オーナー ：nk

「ふふ…そう来なくちゃな」

「やはり待ってると思ったぜ！」

揺ら揺らと、踊る陽炎の向こうに一つの小さな姿。
天を仰ぎ、自らに目を落とし、そして眼前の相手を見遣る。
見定めるように、見据えるように。

Turn 0

玲狼の武神		ひぐるま
HP 10 / 10		HP 25 / 25

◆ 玲狼の武神 の行動！　

　▽開演！[速+1D0L]

　　 　　「武神をめぐる戦いの最終章が、今…幕を開けるッ！！」

　　 　　「自分でナレートしてどうする…」

　　 　　玲狼の武神 の素早さが 1 上昇！

　　「…そう、戦っているうちに気がついたのさ…」

　▽百羊！[防+2D0L]

　　 　　玲狼の武神 の防御力が 2 上昇！

　　「刀　と　は　心　！」

　▽玲狼！[攻+2D0L]

　　 　　玲狼の武神 の攻撃力が 2 上昇！

　　「元々私の身体には牙がない…だが、願うことで…それ以上のものがこの手に持てる」

　　「刀はそれと同じだ」

　　「この話とは別だがついでにお前の刀を乱してくれる！」

　▽撹乱刀！[撹]

　　ひぐるま はダメージを受けない。　

　　 　　。o（あらかじめ並び替えておいたとかだったら困るなあ…）

　　「炎が燃えるより、そして日が昇るよりも早く駆け抜けるッ！」

　▽無閃刀！[導D0]

　　王手 に＜早期起動＞が付与された！

　▽貢献！[命D0L]

　　 　　「今こそ刀に誓う、この戦いに勝利を！！」

　　 　　玲狼の武神 は＜ライフ＞ を獲得！

　▽契約！[命D0L]

　　 　　「残された時間はあとわずか…」

　　 　　玲狼の武神 は＜ライフ＞ を獲得！

　▽再生！[命D0L]

　　 　　「どうか、少しでも長く持ちこたえてくれ…！」

　　 　　玲狼の武神 は＜ライフ＞ を獲得！

◆ ひぐるま の行動！　

　▽継がれる種火！[儀U]

　　 　　僅かな瞑目。両手に爛々と輝く火が灯り、蠢く。

　　 　　ひぐるま は＜予備AP＞×3 を獲得！

　　 　　「炎の色は好きなんだがな…」

　▽ひとたびの渡岸！[命D0L]

　　 　　二つの魂は、今や一つの魄に宿る。

　　 　　ひぐるま は＜ライフ＞ を獲得！

Turn 1

玲狼の武神		ひぐるま
HP 10 / 10		HP 25 / 25
＜ライフ＞×3		＜ライフ＞ ＜予備AP＞×3

◆ 玲狼の武神 の行動！　

　▽五月雨！[直]

　　 　　「まずは壁を壊してくれる！」

　　ひぐるま はダメージを受けない。　

　　 　　「！？」

　▽五月雨！[直]

　　 　　「よくぞ耐えきった！ならばこれでどうだ！」

　　ひぐるま はダメージを受けない。　

　　 　　「なにィ！？」

　　「メェェェェェェエエェェェーッ！！」

　▽王手！[減E2D2L]

　　ひぐるま に　25のダメージを与えた！

　　 　　「フッ…」

　　　　　◆ ひぐるま は 力尽きた。　→＜ライフ＞発動！

　　 　　「しぶといぞ！」

　▽五月雨！[直]

　　 　　「今度こそチェックメイトォォォォ――！！」

　　ひぐるま はダメージを受けない。　

　　 　　

◆ ひぐるま の行動！　

　▽継がれる種火！[儀U]

　　 　　「この環境では扱いにくかろう…別にそうでもないか」

　　 　　ひぐるま は＜予備AP＞×3 を獲得！

　▽導来刀！[導]

　　日車 に＜早期起動＞が付与された！

　　 　　「だが我が刀の方が一つ、性能は上だッ！」

　▽日車！[攻+20D2L]

　　 　　天高くに炎が昇る！　かつて執り行われた大火の祭祀、その様のままに！

　　 　　ひぐるま の攻撃力が 20 上昇！

　▽炎は踊る！[直]

　　 　　天を舐める炎が、枷も軛も放たれ踊る。

　　玲狼の武神 に　18のダメージを与えた！

　　 　　「ぐはッ！」

　　　　　◆ 玲狼の武神 は 力尽きた。　→＜ライフ＞発動！

　　 　　「ここからが本当の戦いということか…」

　▽炎は踊る！[直]

　　 　　何れは消え行く定めの火焔が、その泡沫に身を躍らせる。

　　玲狼の武神 に　18のダメージを与えた！

　　 　　

　　　　　◆ 玲狼の武神 は 力尽きた。　→＜ライフ＞発動！

　　 　　「何とかなった…」

　▽炎は踊る！[直]

　　 　　火と煙と煌光とが、辺り一面を彩り巡る。

　　玲狼の武神 に　18のダメージを与えた！

　　 　　

　　　　　◆ 玲狼の武神 は 力尽きた。　→＜ライフ＞発動！

　　 　　「いずれにせよ危険だ…！」

　▽燻る軌跡！[直PL]

　　 　　そうして駆けずり回ったその足跡からも、炎は自らを後に遺す。

　　玲狼の武神 に　18のダメージを与えた！

　　 　　「ぐわッ！」

　　 　　玲狼の武神 に　＜毒＞を与えた！

「あ、あと少しで…新たな武神としての威光を示すことが出来たというのに…」

「やっぱり、お前は強かったよ。そして…立派な心構えだった」

「私は少しでもそれを見習って、修行をしなければならないな」

「ありがとう…」

「…ってこら！ちょっと待て！何をするんだ！！」

調子に乗った武神は皆からの手厚い成ば…祝福を受けたのでありました。

◆ 玲狼の武神 は 力尽きた。

何を言い遺すこともなく、ただ炎のみをここに在った証として、
二つの魂は、この夢踊る地での此度の役目を終えた。
炎によって恵みの雨を呼び、炎によって豊かな土壌を育む───大火の祭祀をその締めくくりに。

ひぐるま