924 : マーガレット英雄譚


部屋設定
 1 日目生存者リスト 1 日目結果 1 日目マアグヱリテ表記

発言を最新5件のみにする

注記事項


玲狼の武神が呟く。「やったか」やってないときのお約束だが、予測に反して、期待に準じて、やっていた。メルツェル「やりました!」ギヨ「……ふう」安堵の雰囲気も束の間だった。今日死ぬ子「でも帰れないんですよね」八熱巡り「武勇とはそういうものだが、いかんせん」十五夜「帰りたい」ナナナネネノ「よろい〜」ギルド員がこう言ってますよ、いつまでそうしているつもりですか。プラッド=フェスティヴァルは「ああ」とか「うう」としかいわない。やるなら手を貸そうと思っていたが、俺ひとりでやったほうがよさそうだ。ゴリティアからがめたバナナをひと房食べる。啓一の腹は膨れ上がった。ギルド員たちはミウムを連想したが、啓一は際限なくどこまでも膨張する。空間への干渉つまりはバイパス、ストレージは亜空間への強制連結だが人を輸送するには保護が必要、まずは時間、時巻きの砂を応用して流す、ローレンツ変換の演算──やがて啓一が視界に収まらなくなったころ、破裂した。そうとしか見えなかった。ギルド員には見ていることしかできなかった。啓一のいた場所から光が現れた。聞こえるはずのない声が聞こえる。異次元時空間の門にして鍵、ゴエティア啓一。さあ、俺の中へ。白い光に包まれた。輪郭も背景もなく遠近感が喪失する。ギルド員の姿だけが切り抜いたように浮かび上がっている。一歩踏み出すと足の裏になんらかの感触があり、それを踏み締めて進む。ギルド員の誰も来たことがない場所のはずなのに、誰もが無言で全員一致して進むべき方向に歩んでいる。竜がいた。歩いていて行き当たったようには思えないし、竜からやってきたようにも感じられなかった。急に認識できるようになった、としか思えない。竜からは敵意を向けられていない。脇を通ろうと思えば行けたはずだ。無茶をするのが英雄ではない、帰還することだって仕事の一部だ。だが、ギルド員は英雄である前に冒険者だった。冒険者は自らを省みない無茶をしでかすし、果敢にも竜に挑んだりする。



月光に踊り狂う竜‐ルナティックドラゴン‐の説明書
20/0/0/3/伝偏白炭蕉/月光に踊り狂う竜‐ルナティックドラゴン‐



766 : マーガレット英雄譚 http://stara.mydns.jp/room.php?id=766
●ぽれん9が終わったタイミングでマーガレットサーバが立ち上がり、そこからPHPでマーガレットの部屋が多く建てられました。そのひとつがマーガレット英雄譚でした。サーバ参加者の交流用にと思って建てたのだが、まさか1年も続くことになるとは思いませんでした。以前運営したマーガレットサイドイベント、はーい、それじゃふたり組作ってーマーガレットの世界観を踏襲していますが別に知らなくても遊べるものになっていたはずです。
●このころはまだ匕首が短剣になっていたりして懐かしいですね。ちなみに私は未だに匕首の読みがわかっていませんし「あま?……くび?」どんなものなのかも知りません。加熱剣、加護剣、加速剣がそれぞれ頭韻を踏んでいてかっこよかったので、それらに相当するアソルト、プロテクト、ブーストは脚韻を踏ませましたがかっこよさに係っているかというとうーんですね。
●二人称の文体ってあまり見かけないのでチャンスがあれば書きたくなるのですが、思い付きで書いてしまったがために英雄譚の語り手は会話文でも鍵括弧を使わない不文律が生まれました。わかりにくい、読み手に不親切な文章だったと思います。なぜやったのか、私もまた冒険者だからです。話のオチである「死んでも蘇生できるから安心しろ」はリザレクトを指しているのと、世界観の提示と、たとえこの部屋で負けても次の英雄譚に参加してね、という気持ちです。ギルド長をラスボス戦に据えておくことは、この時点では考えていませんでした。声が日替わり設定はどこかで使えたらいいな、ぐらいに思ってつけた布石設定で実際使うかどうかは五分でした。もったいない精神で使いました。参加者はこのゲームがどんな世界観かまだわからないと思いますので、正当な剣と世界のファンタジー、ではないことを示すためにトマトとじゃがいもと登場させていますね。自由です。



798 : マーガレット英雄譚2on2 http://stara.mydns.jp/room.php?id=798
●ここからようやくやりたかった交流が始まりますね。仲間を決めてまずは対人戦をするのは二人組からの伝統です。
●兎鞭はもちろん半人半北極兎のリュクス用の武器として作りましたが、効果はぽれんになぞらえています。
●これから参加者いじっていくから覚悟しろよ、みたいな部屋設定ですね。これもぽれんを意識してやっていたことです。システマティックにやるならコンピュータゲームをやったほうがよっぽど高品質なゲーム体験ができます。いまここでしかできないことをやりたかったのです。



806 : マーガレット英雄譚vsマイコニド http://stara.mydns.jp/room.php?id=806
●ついにブレスタ戦が始まる!サーバでいわれていましたがブレスタは私の造語です。剣獣→ブレイドモンスター→ブレスタ。剣獣だとファンタジー感が弱いな、と思いカタカナにしました。初戦がキノコ型の敵、というのは王道なのです。スーパーマリオしかり、ダンジョン飯しかり、異世界レビュアーズしかり。
●能力面で見ると初めてのブレスタにしては能力が複雑すぎるような気もしましたが、参加者には自由にやってもらいたい気持ちがあるのと同様に自分でも自由にやりたい気持ちで、やっちゃいました。説明書置いとくからいいかなと思って。よく見ると防御力が1あれば死ね茸以外の攻撃は通りません。Prohibited myceliumは禁止の菌糸で Spores of Serviceは奉仕の胞子です、なぜ私は受けなかったダジャレの説明をしているのか。痺れ茸の「痺れ」が命令形だったらおもしろいなという発想が生まれ、笑え、死ね、とつながりました。「キノコ型の敵なのに毒がないじゃないか。王道だろ」そうなんですよ、毒キノコも入れたかったんですが死ね茸との描き分けができなくて泣く泣く没りました。
●ベアーグくんは解説役として優秀で非常に重宝しました。まさかサンプルキャラで参加する方がいるとは、とにかく感謝です。物語中では王達十行路はあまり目立ちませんでしたがM10のそれぞれの剣が道に割り当てられています。鏡の道のボスだから三面鏡を捩った三面蟲なのですね。それもあって白山篇では三がキーワードになっているものがいろいろあります。



816 : マーガレット英雄譚vsミツカミエルフ http://stara.mydns.jp/room.php?id=816
●終わってからちょっとこぼしましたが、本来は負けイベントでした。ブレスタは能力固定でパズルのように解きますが、ミツカミエルフはバラバラな能力の三人をランダムに選ぶので実質3vs4になって負ける人が多いだろうと思っていたのです。
●ミツカミエルフは空海篇でも出す予定でしたが、なぜか出番がなくなりました。絵が好き、といってもらえたのはうれしいです。連戦するのでどうしても楽しい雰囲気というものを出しずらいので、イラストは重苦しくならないように描いていました。
●ナナナネネノくんは絶対にいじらないといけない設定だ、と思って存分に触れていますね。ついでにギルド長戦への布石を打っています。



831 : マーガレット英雄譚山の裁き http://stara.mydns.jp/room.php?id=831
●ミツカミエルフの項でも書きましたが、本来のエピソードはミツカミエルフに捕縛されて村に連れていかれるものでした。今とは真逆ですね。冤罪をかぶせられコロシアムばりにブレスタをけしかけられる、だからタイトルが山の裁きだったのです。
●この部屋はどんなキャラが投稿されるのか楽しみだったのですが、なんだかうまくギルド員とブレスタに分かれてしかもギルド員が勝ちましたね。ブレスタが勝っていたら物語がどうなっていたことやら。スカーレット女王の顔見せでもあります。
●スミェールチくんまでギルド長を金ぴか呼びするのは楽しい。



847 : マーガレット英雄譚vs三面蟲 http://stara.mydns.jp/room.php?id=847
●白山篇ボスですよ!恐ろしいですね!結局倒されて食われちゃってますが、実はいい神なのですよ。英雄譚は中世ヨーロッパ風ファンタジーだっていってるのに妙に和風キャラが多いので、和風ボスを用意しました。もともとは熊とか鷲になる予定でした。日本の妖怪でドラゴンクラスの強さをもったやついないかと考えた結果、クソデカムカデになりました。
●三面蟲と次のギルド長は盛り上がりの演出のために強めに設定しています。ギルド長は強すぎた気もしますが、普段おもちゃにされているギルド長は本気出すと強いぞ、ということを印象付けたかったのです。
●ここは初めてギルド員視点で物語を書いた部分ですね。全体像を描写するため、最後は客観視点に移動していますが。



851 : マーガレット英雄譚vsギルド長 http://stara.mydns.jp/room.php?id=851
●出たー、無体ギルド長だー!出たぞー!
●四次元ストレージなんてあからさまに滅茶苦茶な技を使ってくるぞ。今回、その設定が生きたわけだけども。
●左腕義手魔導装甲“焔迅”がついに明かされました。物語が進んでいくと判明していきますが、これって王国が作ったものなのですよね。スカーレットはなんのためにギルド長に持たせたのでしょうね。私は考えていません。



856 : マーガレット英雄譚悪魔の角 http://stara.mydns.jp/room.php?id=856
●ここまで白山篇、ここから空海篇。緊張からの緩和のための回。みんなで遊びましょう。この部屋を建てたころには最終回までの道筋がおおまかには決まっていましたね。
●中身はおみくじ部屋です。ですが単純なおみくじではなく、罠が仕掛けられています。5本の悪魔の角はそれぞれデバフ2:バフ2:回復1であるかのように見せていますが、本当はデバフ2:バフ1:回復2になっています。意地が悪いですね。
●加熱一刀流くん視点です。この回はだいぶ気に入っています。話のオチはネットミーム「エルフの村が出てきたら焼かれないといけないよね」そのままお出ししただけなのですが、思ったより暗い雰囲気になってしまい失敗しました。



859 : マーガレット英雄譚vsアルミラージ http://stara.mydns.jp/room.php?id=859
●空海篇でも初めの敵は王道を出そうということで、なろう小説序盤で狙われがちなアルミラージの登場です。あまりにも頻出するのでジャッカロープにするかどうか迷いました。アルミラージは一角獣っぽい角に対して、ジャッカロープは鹿角なので前回と若干かぶるため没りました。
●この部屋もちょっと変わった志向になっています。アルミラージを何匹倒せるか事前に申告して、実際に倒すのです。ですが私の勝利条件の書き方が甘くて、とんでもない数のアルミラージが呼び出されてしまいました。staraさんに対応していただいたおかげでなんとかなりました。召喚は慎重に扱いましょう。
●そういえばタゲ取り[翁]を竹取の翁だと気付いた話がありました。似たような話だと、原木[公]なのは生ハムの原木だからです。くだらないですね。ここで竹取の翁を出しておいて、ダミーラスボスにかぐや姫を置くのはちょっとしたドキドキ感がありました。月には兎が住んでいますし、月に行く目配せはしていたのです。ちなみにvorpal[剣]も御伽話が由来です。



867 : マーガレット英雄譚ブレイドバラード http://stara.mydns.jp/room.php?id=867
875 : マーガレット英雄譚ブレイドバラード-encore- http://stara.mydns.jp/room.php?id=875
●ブレイドロンドに肖ってブレイドバラードと名付けられた部屋です。勝手にブレイドロンドの名前を使ったら怒られるかと思って変えたのですが、あとにはゴリティアなどそのまま名前を使っていたりしますね。弱気なのは初回だけでした。訴訟回避のために渋々変えた、というわけではなくバラードには譚詩という意味があるそうです。英雄譚にぴったりです。ここで優勝すると女王に挑戦できます。
●成長させたはずなのに反映されていないハプニングがあったので仕切り直しとしてencoreが行われました。
●王城の前にあるマーガレット像は、最初の案は噴水の中にありました。しかし、英雄譚に通底するコンセプトとして「敵は陰」というのがありまして、水は陰陽でいうところの陰となるのでその反対、火を掲げることになりました。



864 : マーガレット英雄譚vs剣の女王 http://stara.mydns.jp/room.php?id=864
●この部屋がいちばん手塩をかけて育てた部屋ですね。優勝者へのご褒美としての部屋なので気合が入ります。
●女王戦は、とにかくブレスタではできないことをやる、でしたね。インテリジェンスの高いキャラを作りました。5つほどの特徴に気付かなければ勝てないように設計したつもりでしたが、果たして参加者はどう受け取ったのでしょうね。
●技名もブレイドロンドの命名規則に沿ってみました。なかなかかっこいい技名ばかりになったのではないかと自慢です。スカーレットが宇宙に関するものの名前、バイオレットが食べ物に関するものの名前になっています。「ウィローは食い物じゃねえだろがい!」外郎です。



889 : マーガレット英雄譚vsゴリティア http://stara.mydns.jp/room.php?id=889
●ポーンゲータイトル第二弾。ゴリティアのシステムに関係あるルールにしようかと思いましたが(ゴリティアを倒すごとにギルド員がひとり召喚できるようになり7人になったら勝利)、あまりに複雑になりそうなので没。アルミラージ回の次に設定を失敗した部屋でもあります。もともとの設定でもゴリティアには楽勝できるのですが、さらに倍、ポイントが入りやすくなっていました。あと、この部屋だけアイコンがあります。おさかなさんありがとうございます。
●今回のためにバナナを出しておきたかったのです。
●飛びます。「中世ファンタジーで巨大ロボ出すのどうなの?」と内なる声が何度も囁きますが、やったほうがおもしろいとの判断が下りました。ユルスナルは二人組のときに提出された剣師なのでこの世界に存在はしていたのです!ギルド長の二人組パートナーが通称、守りの賢人だったのでネタにされていますね。



893 : マーガレット英雄譚vsハイクラーケン http://stara.mydns.jp/room.php?id=893
●二人組モンスター第一弾。クラーケンの上位種。上位種といいつつ、完全にクトゥルフモチーフです。人知を超えたブレスタを表現しようと思って文章も絵もAIに書/描いてもらいました。絵はともかく文章は突っ込みどころが多すぎて、逆の意味で人知を超えている。おもしろいからよし。
●クトゥルフの格を落とさない程度には難敵になったのではないかと思います。
●回復道20の解説をします。王達十行路がそれぞれM10をなぞらえているのは前述のとおりです。ギルド員が進んでいる空路はM15から削がれた回復剣をなぞらえた回復道であり、20とは回復剣NのN部分なのです。数値によってどのぐらい進んだのかがわかるようになっています。英雄譚のテーマ的には技でいえばビルド(召喚)が中心にあります。M15からいちばんそれっぽいものを選ぶなら命の剣なので、命の道のほうがそれっぽい問題があります。裏話です。スカーレット女王に「失われし回復道門、開門!」と言わせたさが勝りました。



896 : マーガレット英雄譚vsギルド長2戦目 http://stara.mydns.jp/room.php?id=896
●タイトル詐欺をしていますが、本来はマーガレット英雄譚vsレムレイスです。ポーンゲータイトル第三弾であり二人組モンスター第二弾。このクロッシングをやりたかった回。
●二人組のときはレイス回で参加者の阿鼻叫喚を聞くことができたのですが、英雄譚ではそれほど強敵ではなかったようです。ここから怒涛の女性型敵のラッシュです。プシケ以外の技の略称を雨冠で統一しました。自分にしかわからない遊びが好きです。
●物語のタメ回です。大事な設定が結びつきます。この昔話ではじめて二人組とのリンクが確定します。



907 : マーガレット英雄譚vsわらわらメイド http://stara.mydns.jp/room.php?id=907
●わーいメイドちゃん、メイドちゃん大好き!
●とにかくワイワイガヤガヤしたかった設定です。わらわらは副詞であり妾等でもある。
●メイドちゃんのしゃべってる言葉は廓詞というのですが、網羅的なサイトが見つからなかったので都度変換しながら書いていました。月極竜宮城なる胡乱ワードをいいたいがためにここまでギルド員を来させたまである。



910 : マーガレット英雄譚vsカグヤオトヒメ http://stara.mydns.jp/room.php?id=910
●ジャジャーン!ラスボスでーす!(嘘でーす)
●竹取物語の「結婚したければ○○をもってきなさい」っていうの、コンピュータRPGっぽいですよね。それらのアイテムと、現実の月にあるクレーターに付けられた名前を技名としてもってきています。英雄譚の舞台が地球かどうかは怪しいので、月も私たちが知っている月ではなく、衛星を指す言葉として月が使われているのかもしれません。
●魔王と思わせたいならまず演説が必要では、と急遽考えたカンペを読んでもらいました。誤認させたいけどこれで終わりだとは思ってほしくない、微妙なラインに落ち着いたのではないでしょうか。



914 : マーガレット英雄譚vs魔王feat.ギルド長3戦目 http://stara.mydns.jp/room.php?id=914
●わーいメイドちゃんリターンズ!
●剣222種。魔王の形態13種。ありがとうございます。
●ここでギルド長とスカーレット女王のメロドラマを始めようかとも思いましたが、ギルド長が子持ちなのを思い出して落ち着きました。



皆様、マーガレット英雄譚にご参加いただきありがとうございました。楽しんでいただけたでしょうか。今後もマーガレットが、ステッパーズストップがいつまでも愛されてゆくことをお祈りします。ゲームイベントを立ててくれてもいいのよ。


0 (1日目) システム:02/15 00時06分07秒

終了条件を満たしたため、ゲームは終了しました。お疲れ様でした。


戻る