名前 :イブキ HP :25 攻撃力:0 防御力:0 素早さ:2 剣: ・加速剣 ・加熱剣 ・儀式剣2 ・魔法剣 ・魔法剣 ・絶対剣 ・絶対剣 ・加熱剣 設定: イブキと名づけられた病魔。 - - - - - - - - - - - 俺も長くはない。………そう感じ始めた頃のことだ。 一太刀の呼吸でさえ咳に阻害され、 踏み込めば神経が軋み、 胴に払った剣の重みに寒気が纏わりついた。 もう何人斬ってきただろう。 病に罹りごほごほと言いながら口の血を拭い、 無様に俺が死ねば彼らも本望なんだろう。 俺も彼らも何も違わない。 証拠に俺はわかるのだ、俺は自身を脅かすこの病を 呪って殺してやりたいと思っている。 そんなことを思いながら野良犬のように夜道を歩いていた。 やがて息が乱れ、膝をつき、ああこれは終わりが来たと思った。 影だ。俺と月の間に影があった。 俺が見上げた先には、信じられないぐらいやせ細った 一人の女が月を背にしていた。 「わたしに」 女は言った。 「なまえを、つけてください。」 俺はすぐに解った。こいつは俺を殺そうとしている、 病そのものなのだと。 「イブキ」 「俺のこの刃の名だ」 オーナー: supply