名前 :ヌル肌ロリ子 HP :5 攻撃力:6 防御力:0 素早さ:1 剣: ・高速剣 ・蟲毒剣 設定:  16歳、法学生剣師  武器を買うことも、学費を払うことも、それどころか食べ物を買う金もない。  キモイ富豪から「これを一日着てくれたら高値で買い取る」と言われて毎日新しい下着を渡される日々。ファンは多いらしい。  名前は富豪につけられたあだ名だ。 「はぁ……貧乏暇無し、乾く暇無し。突起物のついてる下着とかありえん」 ――  学校の裏はいくつもの花が咲いていた。  ロリ子はそこにあったベンチに座り、薄ぼんやりと遠くを見つめて無表情のまま笑っていた。 「お金持ちになりたい。お金持ちはこんな下着も着なくていい、参考書も買えるし剣も買える。毎日のご飯の心配もしなくていい」  乾いたパンをかじりながら呟いた「まずい。砂みたいだ」  セミロングの黒髪がさらさらと風になびくと、髪を通った光がキラキラと青を映し出す。まるでロリ子の白い肌をサファイアが流れていくように。  誰もがその美しさに触れてしまいたくなるだろう。  しかし、ロリ子の暗い瞳が、その美しさをくすませていた。 「ブタめ……ふふ……ブタか。じゃあ私はブタ以下か。草か何かだな。ああ……だるいなあ」 ―― オーナー: hosa