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一緒に踊っていたベアーグは呆れたのか、何処かへ行ってしまったようだ。
待て。今のはイミテーションではなかっただろうか。
白山での戦い以来、ギルドについて来た魔物だ。
こいつには変身能力があり、うっかりギルド員と間違えて話しかけようと…
いや、むしろギルド員より話しやすいかもしれない。
言葉の意味が分からないから、（もしかすると分かっているかもしれないけど、）黙って悩みを聞いてくれる。
以下、誓いに関する話を記そう。
言葉が分かる者なら、むしろ読まなくとも良い部分だ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

誓いについての話：1-前編

遥かなる昔、神話の時。
聖なる水の神と邪悪な火の神が戦い、水の神が勝った。
邪悪な火神は炎のように赤い宝石の嵌められた指輪に封じ込められた。
炎の指輪は湖の底で重く沈められていたが、ある時何者かによって盗まれてしまった。
指輪は持ち主を転々とし、邪悪な心やそれに繋がる争いを誘っていった。
神々の王となった水の神は娘に指輪を取り戻すように命じた。
娘は天から地へと降り、人間のふりをしてそれを捜した。
修行を積んだ天の乙女は、誰にも負けない戦士となった。
そこで出会ったのが、同じく修行を積んだ狼戦士であった。
天の乙女と狼戦士はしばらく二人で旅をし、やがて修行のために一度別れることとなる。
狼戦士が天の乙女に再会の証として贈ったのは、旅の途中で拾った石ころの指輪だった。
我々が再び逢う時、それは炎の指輪が見つかる時だ。

オーナー：kusa_hen

評価数：3
(theta)(osakana)(84n)

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主人を失ったナイフ達

1
ギヨとイワンはかつて同僚だった。二人ともある一族に仕える上級使用人だった。
他の一般の使用人と違って、彼らは幼い頃から当主に育てられ、戦闘訓練も受け、普段は暗殺やボディーガードの仕事もこなしている。ある意味、彼らは一族の中心人物に最も忠実な私兵であり、道具とも言える。

一族の末女や末子が生まれてから、ギヨとイワンは末女や末子それぞれの専属使用人になった。
彼女たちの国は反乱やクーデターが多く、そしてあるクーデターで一族は暗殺され、粛清された。ギヨは幼い末女を連れて何とか逃げ出したが、追う手は止まらなかった。数ヶ月后、あちこち逃げ回していた彼女は同じく逃亡していたイワンと、彼が連れている末子たちと合流した。こうして彼女たちは逃亡しながら、交代で敵の情報を仕入れていた。やがて、彼らは見知らぬ異国に逃げ込み、身分を偽ってやり直し、そして復讐の準備をしている。

ギヨは死んだ主人から取った宝石をずっと持っている。
今でも宝石に憑いた亡き主人の亡霊の声に耳を傾け、復讐の計画を練っている。


2
アルミラージ狩りの後、イワンはアルミラージの一匹を捕まってマリアに贈ることを考えていたが、いくら弱くてもアルミラージはブレスタであり、危険性があるため最終的に諦めた。

マリアが以前、怪我したウサギを飼っていたことがあった。ギヨと一緒に大切に育てていたが、ウサギの容態は好転せず、やがて亡くなった。偶然ウサギの死体を見つけたイワンはマリアとギヨが気付く前にこっそり埋めた。
ウサギがいなくなったことに気づいたマリアはギヨを連れてあちこち探して回った。途中にギヨはそのウサギの姿を見たが、マリアには見えなかった。不審に思ったギヨはそのウサギを追いかけて森の奥に行ったら、「ウサギ」が消えた。彼女は地面の小さな盛り上がりに気付いた。その後、帰ってきたギヨはマリアにウサギが元気になって去ったらしいと教えた。
たまたま窓際にいたイワンは、ウサギ探しの一部始終を見ていた。



おまけ
ギヨとイワンはかつて同僚だったが、当時の二人はあまり交流したことなかった。仕える相手も違うので接点も少なかった。
今まで彼らは、自分のことを「人」ではなく、「主人の道具」としか見ていない。しかし、一族の末裔との長い逃亡生活の中で、この考えは彼ら自身でも気づかない変化を遂げているかもしれない。

オーナー：theta

評価数：3
(osakana)(kusa_hen)(84n)

設定：
指揮官型の高度な（自己評価）データベースでの検索により「ごぜんしあい」の意味を把握。
どうやら「ごぜん」とはご飯のことであり、「ごぜんしあい」とはつまるところフードファイトであることは確定的に明らかであった。
こんなしあいを用意してくれるギルド長、えらいな

たくさんたべるぞ
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と、勘違いしている指揮官型は腹を空かしながら試合に臨む、周りのみんなに変な目でみられたりおもむろに殴りつけられるとも知らずに・・・

オーナー：sunatower

評価数：5
(theta)(osakana)(kusa_hen)(ポーン)(84n)

設定：
――――あれから5000兆年後。盆踊りを踊り続けたボン・ダンスサークル啓一によって、世界は荒廃した。海は枯れ、地は裂け、全ての生物が死滅したかのように見えた。だが、人類は死滅していなかった！

残された僅かな石油を巡って暴力が蔓延るこの世界で、荒れ果てた大地に一本のポールを突き刺し踊り続ける男がいた…………男の名は、バニーハンター啓一。ボン・ダンスサークル啓一よりも魅惑的に踊れると、謎の対抗意識を燃やしている。

（※この設定はマーガレット王国に影響ありません）

オーナー：osakana

評価数：3
(theta)(kusa_hen)(84n)

設定：

　剣の道は同源であり、西方も東方も変わりなく最後には同じ場所に辿り着く。
　山に登るようなものだ、どの道を辿ろうと頂きは同じ。

　理屈ではわかるが、感覚としてはそうでない。
　自らだけの極み、自らの流派のみが辿り着ける境地が存在するのだと、そういう理想を捨てることができない。
　無駄な拘りであり、意地である、と。他人に言わせればそうなのだろう。
　だが、私にとっては—―

---

　剣舞会。
　見世物にされるのはあまり得意ではない。
　ならば何なら得意なのか、と心の中で自嘲した。
　ここに来てからの自分は、「これは自分の得意ではない」と誤魔化してばかりだ。
　答えはいつ見つかるのか。いや、違う。こんなものは、自分にとって都合のいい答えが来るまで待っているだけだ。
　探しているわけですらない。
　なら。加熱一刀流の存在意義とはなんだ。

オーナー：winuin4038

評価数：4
(theta)(osakana)(kusa_hen)(84n)

設定：
同じブラッドの名を持つがギルド長とは無関係

ん？ギルド長の名前はプラッドだったか？
みんな長だとか金ピカだとか言って名前で呼ばないからあやふやだ

戦闘の要となる装備（篭手）を片方失ってしまったからあたふただ

＊＊

コスト0のアクションや銘剣が転送されても成長させる段階で修正が可能
英雄譚はこういうやれるけどどうしようみたいな悩みどころが多いですね



5/0/0/1/証夢夢茸茸促n1n1n2n2n3n3n3n3n3n3篭刺楯楯頬頬匕匕

オーナー：kamenchan

評価数：3
(theta)(osakana)(kusa_hen)