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ぼやけた視界がだんだん形を成していく。
多重の輪郭が重なって、彼は目の前の世界を見た。

振り返れば無数の軍勢。
目の前には小人族と争っている魔女勢力の本拠地たる不気味な屋敷。

彼の号令と共に、最後の戦いが幕を開けた。

オーナー：GeoK

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(hosa)(kusa_hen)

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戦争が始まった。
広い草むらに、こびとたちの軍が並ぶ。
「加熱剣より先に加護剣を使うんだ！」
「いいや、加熱して攻撃の方が先だろ！」
「加護加熱！」
「加熱攻撃！」
不毛な争いだ。
当然僕一人では止めることもできず、
ただ、祈ることしかできなかった。

その瞬間…
僕の身体が元の大きさに戻った。

「うぎゃああ！人間だ！怖い！」
「ふみつぶされる！戦争どころじゃない！」
「悪かった敵軍のこびと！
大きな災害を前に我々の心はひとつとなる！
今はひたすら逃げろ！」


かくして、戦争は終わった。
しかし、これからどうすればよいのか…。

オーナー：kusa_hen

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(hosa)