現在の参加者は 13 人です。


名前:石英の愛について 後編
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:5
剣技:
 ・召喚剣<5/5/0/2/高斬/シャルロット・セクサロイドの場合>
 ・召喚剣<5/0/0/3/速護熱衝絶絶/灰の愛>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速絶絶絶熱/抹殺>
 ・召喚剣<20/0/0/3/鏡鏡鏡/銀械ワグマゥギズ>
 ・召喚剣<20/0/3/1/死護/ぱんつ>
 ・召喚剣<0/0/0/0//堕胎子>
 ・裏切書簡

設定:
朝出勤して眼鏡を机に置く、そして私は眼鏡をかける。
するとモニターには私の眼鏡が映し出され、その手前には愛する眼鏡が映る。
そんな毎日を繰り返し私に眼鏡を映し出してくれたこの眼鏡の存在理由は眼鏡であり、この眼鏡は世界の眼鏡になる。
そして、眼鏡が映す眼鏡は、私の脳内に眼鏡を映し、全身に眼鏡を伝え、私に眼鏡を愛させる。
その瞬間、私の愛は自発的な愛であると同時に眼鏡が伝えた愛で、私は眼鏡になるのだろう、
だとすると毎晩私をビクビクと快楽に震えさせていたのも眼鏡に他ならない。
そうこうしているうちに、私の記憶も眼鏡になり、全てに眼鏡がかかる。
中学のときに廊下でじゃれ合って、鼻と鼻がぶつかって痛そうにしていた男子は、眼鏡も触れ合っていた短髪鼻血眼鏡男子だし、お昼にファーストフード店でジュースをぶっ掛けられていた男子は、眼鏡も一緒にぶっかけられていた黒髪アシンメトリ理系眼鏡男子だし、初めての夜に愛する男子の肌に触れた感触も眼鏡男子というか眼鏡だったに違いない。
そうして私が眼鏡に上書きされ続けるのなら、私は「眼鏡さえあればもう何も要らない」などと口走り、あらゆる物にナイフを突き立てて、その割れ目に眼鏡をかけるだろう。
それは善も悪も何もない、ただ全ての眼鏡を肯定し続ける。

「愛は眼鏡。世界の全てがこの眼鏡を通して私に入ってくるのなら、眼鏡に全ての愛が……あ、ちょっと待って、息が出来ないっ! 眼鏡分が不足してる! 眼鏡を咥えます……ふう落ち着いた。えっとなんだっけ、そう眼鏡。好きな子を虐めたり陵辱したり切り刻んだり眼鏡を砕いたり、全ては眼鏡の愛に基づいているんだ。だから私がこれからも眼鏡を愛し続けることは言うまでもない」

愛する石英を奪う者を結晶化してバラバラにした民は神々の怒りの際に能力を失った、しかし生きていたに違いない。そう、今この現代に石英の民の末裔がいるのだ。
しかし日常生活で石英を愛し続けるのは難しいだろう、とすればその代償行為を常日頃から行っている可能性が高いと思われる。
透き通る石のような物体を常に見につけている、それはもしかすると眼鏡なのではないだろうか?
これからも石英通信は石英の民の末裔だと思われる人物のインタビューを毎週掲載していこうと思う。
石英通信より


オーナー:hosa

評価数:1
(elec.)


……あれっこれ……なんか他人じゃないような気がするの…… (elec.)(05/22 00時12分07秒)

名前:適当伯シャロロム
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:5
剣技:
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<10/0/0/2/速熱絶絶絶速/兵士ソルダス>
 ・召喚剣<5/5/0/2/高斬/チャイルド・チルドレン>
 ・召喚剣<5/0/0/3/鏡鏡鏡鏡鏡鏡/血の愛>
 ・召喚剣<5/5/0/2/毒毒>
 ・召喚剣<0/3/0/5/高高/スタラ将軍>
 ・召喚剣<40/0/0/1/死/デカセクシス>

設定:
「ねえ京子、私は何が足りなかったろう。愛情が足りなかったかい」
「生まれてきた時点で人は愛されています。愛情は十分にいただきました」
「それじゃあ何が足りなかったろう」
 京子は答えない。が、ウツセミは京子が血の愛を残していないことが理由であると察する。それは京子の考えではなく、ウツセミの考えた京子像だ。京子に何が足りていないのかは決してわからない。ただ、ウツセミが京子には足りていないものがあるに違いないと思っているだけだ。京子は愛の痕跡を残せなかった。自分がいなくなればもはや、京子は誰の記憶にも残らなくなってしまう。
 コーヒーに口をつけて、隣の席にいる京子の手を握る。
「ほんとにデカセクシスは残ったままでいいの」
 しかし、振り返ると京子はもういなかった。


オーナー:niv

評価数:0


名前:none
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・召喚剣<5/0/0/2/魔魔魔魔魔魔魔/疫病の二度>
 ・召喚剣<5/3/0/3/斬高高/<無限の射程>>
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<10/0/0/3/速護熱衝絶/跳躍の四度>
 ・召喚剣<5/0/0/3/速速速衝衝衝/失明の六度>
 ・召喚剣<5/0/0/3/速速熱熱絶絶/停滞の三度>
 ・召喚剣<20/0/0/2/鏡鏡鏡鏡/乱雑の五度>
 ・召喚剣<20/腰/骨/2/凹面鏡、合わせ鏡、余命三秒、女王命令/琥珀丸>
 ・召喚剣<35/0/1/1/命/<命の炎>>

設定:
none


オーナー:supply

評価数:0


名前:里見 野菜
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・召喚剣<10/0/0/3/死死斬斬斬/風精ホクゥアェセ>
 ・召喚剣<10/0/0/2/速熱護絶重熱/ドラン>
 ・召喚剣<5/0/0/3/鏡魔魔鏡魔魔/水神ヲホヤ>
 ・召喚剣<15/0/0/3/速護熱重/土鬼ホコズ>
 ・召喚剣<15/0/0/2/速鏡熱魔絶/幻視の七度>
 ・召喚剣<10/0/1/2/命死鏡盾護/JuN>
 ・召喚剣<5/0/0/8/盾/ランドアンバー>
 ・裏切書簡

設定:
春の陽気と、窓から吹き込む涼やかな風。
それらのもたらす快適さに負け、里見は自室の机に向かいながら居眠りをしていた。

その時、門は<既知>の世界の魔物を捕らえていた。
門が吐き出したのは何とも曖昧な、ウィルオーウィスプのような何かしらだった。
門の駆動音(これがまた少しうるさい)で目を覚まし、振り向いた彼女はそれを見てすぐに悟った。
「お前・・・・・・ひょっとして、ヰなのか?」

幻人ヰ。2日目にして里見が<未知>の世界から呼び出した魔物である。
非常に良い戦果を挙げてくれたのだが、いつの間にやらどこかに消えてしまったのである。
あれから数日。ヰは再び戻ってきたのだ。何かしらの力に引き寄せられて。

幻人ヰ改め、幻視の七度。再び魔王の僕として、決戦のバトルフィールドに降り立つ。


オーナー:GeoK

評価数:0


名前:童話
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:5
剣技:
 ・召喚剣<5/0/0/3/熱速速衝衝絶/妖怪ダキヌカレ>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速護熱衝絶/愛する人>
 ・召喚剣<5/0/0/3/魔魔魔魔魔魔/ゼーブルファー>
 ・召喚剣<5/0/0/4/速鏡熱衝絶/弑する愛>
 ・召喚剣<10/ブ/ヴァ/3/万華鏡、余命1秒、眼鏡男子、命鏡視衰/終端>
 ・召喚剣<★10/防御無視/絶対防御/2/速重熱絶衝/ダラン兵>
 ・裏切書簡

設定:
あるとき、ねこは カシュラム人の ねこでした。
ねこは カシュラム人なんか だいきらいでした。

カシュラム人は、 ブレイスヴァを 畏れたり、 ブレイスヴァを 畏れたりしました。
ねこのことは、見向きもしませんでした。
ねこは カシュラム人がだいきらいだったので、ほうっておかれてもへいちゃらでした。
ある日、 カシュラム人が 錯乱して、
「だが、ブレイスヴァは私でもあるぞ!!」
ねこは 首を 掴まれて 死んでしまいました。
ぐらぐらの頭に なってしまった ねこを、カシュラム人は 見向きもせず
カシュラム人は泣きました。

そして、ねこは 裏庭の隅で 腐りました。


オーナー:mayo

評価数:0


名前:剣匠とえぬえむのWCG教室
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:6
剣技:
 ・召喚剣<[5/0/0/2/速速衝衝死死死/無想無念・弐]>
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/0/0/3/鏡鏡魔鏡鏡鏡/水鏡の盾>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速斬絶衝熱/ミロクの剣>
 ・召喚剣<0/3/0/4/高高高/死の欠片の破片>
 ・召喚剣<35/0/3/0//不動壁>

設定:
匠「次はLv2スキルだな」
え「パネルを二枚使うんだっけ?」
匠「そうだ。そして多重パネルを複数使用した場合、条件を満たせばその分載る。剣属性からいこうか。

嘆きの剣…5点ダメージ+受動スキルに反応してHeat
風圧拳…3点ダメージ+スキルWeaken
星見人の杖…4点ダメージ+ダメージを与えると剣属性スキルBind
毒手…4点ダメージ+キャラPoison
腐肉の暗殺刀…3点ダメージ+ダメージを与えると非剣属性スキルBind

こんなところか。」
え「そういえばHeat・Weaken・Bindって?」
匠「状態変化ってやつだな。Heatは強化、WeakenやBindは弱化」
え「どう違うの?」
匠「強化は有利、弱化は不利だな。基本的に。

Heat…スキル・ステータスに付与。該当するものの攻撃・反撃・回復・軽減量・ステータス値がHeat分増加。重複あり・自動回復なし。
Weaken…スキルに付与。Heatと逆で攻撃・反撃・回復・軽減量がWeaken分減少。0未満にはならない。重複あり・自動回復なし。
Bind…スキルに付与。この状態異常がかかったスキルは使用できず、equipも解除される。かかってから2ターン後に解除。重複せず上書き延長あり。

こんなところか」

え「equip?」
匠「それはまた次回」


オーナー:nm43291

評価数:0


名前:-
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:5
剣技:
 ・召喚剣<5/0/0/3/速熱命絶絶絶/ラズィ>
 ・召喚剣<5/0/0/4/速護熱衝衝/ベルティナ>
 ・召喚剣<15/0/0/1/速熱命命重重/(古びた大剣)>
 ・召喚剣<5/1/0/4/熱熱斬斬/ベン>
 ・召喚剣<15/1/0/3/衝衝衝/(三叉の農具)>
 ・召喚剣<50/0/0/0/(田畑)/(田畑)>
 ・裏切書簡

設定:
-


オーナー:suika

評価数:0


名前:剣王アリス
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:5
剣技:
 ・召喚剣<5/0/0/2/死速護速熱衝衝/赤の精霊杖>
 ・召喚剣<5/0/0/1/速魔魔魔死死死/緑の精霊石>
 ・召喚剣<5/0/0/3/速熱護衝衝絶/糸の精霊石>
 ・召喚剣<5/0/0/4/命鏡魔鏡鏡/此の精霊石>
 ・召喚剣<35/0/3/0//石の精霊人形>
 ・召喚剣<40/0/0/1/回3/青の精霊石>
 ・裏切書簡

設定:
何ということでしょう。
川の先には、多数の軍勢を連れた赤盾が待ち構えていました。
「小娘が…すでにこちらに情報は届いておる。全くもって愚かな。剣の王国も、落ちたものだ」
大きな盾がずらりと並び、車輪をつけた鎧のようなものが走り、組み立て式の火矢が飛んできます。
アリスの少ない軍はあっという間にばらばらになりました。

『アリス…アリス…』
『自分の考えだけで動くのは危険じゃとあれほど言ったのに、のう』
『まだ、この子は私たちの声を聞くことができないのよ。しかたないわ』
『愛が足りないんすよね』

何かがざわめいています。
アリスは目を覚ましました。そこは、小さな村でした。
「…旅人さん。戦いはどうなったのかしら…そう。今さら助けてくれたって遅いわ。このまま死なせてくれれば良かったのよ。私はこれから国民たちに責任を取らないといけなくなるわ…ダイナはどこ?」
アリスはふらふらと歩きます。その体は傷ついていました。
また、ざわめきが感じ取れます。
『愛がなければ、此方から与えれば良いのよ』
『でも、うまくいくのかしら』
『まかせて。ねえ、其処のお洒落な貴女。今時精霊を扱えるなんて珍しいじゃない。私たちといっしょに遊びませんこと?』
『ちょっと恥ずかしい』
「…何?声が聞こえる」
『うざいかもしれないから、手短に話すわ。私たちは精霊です』
『え…ええ、良いのかしら。そんなに単刀直入で。あ、その、私も精霊です…もともとは一つの石に宿っていたんです、私たち』
『でもね、ある時他の精霊よりもっと強い途心が欲しいと思ったんです』
『それで、私たち…は高名な精霊使いに頼んで、途心を増やしてもらったんです』
『おめでとう、見事途心は倍になりました』
『でも、私たち…こう、心と体がばらばらになって…』
『元に戻るために、色々と考えてみたんだけど…』
『やがて精霊使いも亡くなって、この天地をさまようことになりました』
『私たちは一つの心と体に戻れるよう、二人で支え合って生きています』
『新しい精霊使い、私たちを助けて!必要な愛ならいくらでも分けてあげます。これで話ができるでしょう』
『愛を増やして!精霊は愛がないと心を通わすことすらできないわ』
「愛…?」
『そのうち分かるでしょう、石を手に取って』
アリスは、二個に割れた石を拾いました。
精霊にも言葉と気持ちがあることを、アリスは感じ取れたのです。

此の精霊石:元は糸の精霊石と一つの存在、一つの精霊であった。彼女は他の精霊よりも力を欲した結果、分裂してしまった。一刻も早く元の姿に戻りたいと願い、精霊使いを探している。

糸の精霊石:此の精霊石とは、姉妹というより分かれてしまった別個の人格に当たる。此の精霊石は元の一つの存在に戻りたいと思っているが、糸の精霊石は分かれたままのほうが楽しいと思っている。しかし、それを表に出すことはない大人しい性格である。


オーナー:kusa_hen

評価数:0


名前:日記
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<10/0/0/3/速護熱衝絶/グリックの冒険>
 ・召喚剣<5/5/0/2/斬斬/ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち>
 ・召喚剣<[50/0/1/2/連熟衡艶/徘ぬ清零右>
 ・召喚剣<20/0/0/3/熱絶絶/黒ねこサンゴロウ>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速絶絶絶熱/刃の精霊石>
 ・召喚剣<20/0/0/2/速熱衝絶/侍女ダイナ>

設定:
公園に行きました。
エアロバイクを簡略化したような物ができていました。
どこまでも漕げるけれどどこにも行けない、という意味だと思います。
それに乗らずに海岸へ行って卵を温めました。
少し硬くなっていた気もします。
まだ足りません。


オーナー:takatei

評価数:0


名前:黒羊の話
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・召喚剣<30/0/4/0/>
 ・召喚剣<50/0/0/0//閉塞の五度>
 ・召喚剣<5/0/0/3/鏡鏡鏡鏡鏡鏡/虚構の六度>
 ・召喚剣<5/0/0/4/速熱衝熱衝>
 ・召喚剣<5/0/0/4/魔魔魔魔魔>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速熱護衝絶>
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/1/0/3/速熱衝衝絶>

設定:
書いてますん。


オーナー:nitoro

評価数:0


名前:奪命の一撃
HP :0
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・召喚剣<5/0/0/1/速死鏡鏡鏡鏡鏡鏡/マック・ポティエル>
 ・召喚剣<5/0/0/2/高斬/(ハムの切れっ端)>
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/5/0/2/高斬/()>
 ・召喚剣<50/0/0/0//ジュライラ>
 ・召喚剣<35/0/3/0//岩窟人形維持二回目>

設定:


オーナー:tosatsu

評価数:0


名前:S
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<10/0/5/1/盾魔/マジックシールド>
 ・召喚剣<5/0/0/3/鏡鏡鏡鏡鏡鏡/クイックシルバ>
 ・召喚剣<5/1/0/4/衝衝衝衝/トラップくん2号>
 ・召喚剣<5/1/0/3/速熱衝衝死/Cの微熱>
 ・召喚剣<5/0/0/2/高斬/(奪剣ギールス)>
 ・召喚剣<5/0/0/4/速魔魔魔魔/(木の車輪)>
 ・召喚剣<5/5/0/2/斬斬/イガバッチド>

設定:
8.スレイヤー

 鋭は赤い船から帰還し、チョウジャ・オクマンに復讐した。数々の不当がマスメディアに報道され、オクマン製薬株式会社はブランド力を失っていく。裏取引に使っていた魔法の粉が盗まれたため、経営の立て直しができずに破産した。
 鋭はチョウジャを殺さなかった。赤い船での恵との出会いが彼を躊躇わせたのだろう。
 しかしチョウジャは殺された。首を輪切りにされていた。鋭の武器では不可能だ。ならば誰が殺したのか。
 闇は、動く。

 一方で、恵にはやるべきことがあった。赤い船で見つけた人形を直すことだ。これは壊れている。一回だけ動いているのを見たことがあるが、またエンジンが切れたように頭をもたげて座っている。恵は唇を近付けて、魔力を吹きかけようとする。ふと、彼のことが頭に浮かんでその動きを止めていく。
(私には、関係ないのに。やだっ、もう!)
 かぶりを振る。顔が真っ赤になっていく。抱きしめられた感触がいまだに背中を伝っている。筋張った手、変声期を迎えた声、泥臭い汗の匂い。
(私……、コクられて、いたのよね?)
 胸の鼓動が止まらない。タイプじゃないのに。振ったのに。彼は悪い人ではないけど、いい人でもなくて、可哀そうな人で、ちょっと怖いけど優しくて。
(もったいないことしちゃったかなあ。でも彼って年下だし……)
 だけど背伸びをしているところがまた可愛いなと、いやんいやんしているところ、人形がすっくと立ち上がる。突然だ。恵の胸へとしがみつく。
「きゃっ、ちょっ……! 取れな、あっ!」
 人形を引っ張ってみるが引きはがせない。まるで強力な磁石のようだ。
 恵が奮闘しているところへ、空から大きな箱が降る。すっぽりと覆われる。視界と意識が暗くなる。
 夢を見る。
 彼がいた。鋭でもビィでもなかったが、恵にはすぐに「彼」だと分かった。
 そしてそれは恐ろしかった。盾が赤かった。炎のように、血のように。禍々しい気が盾から発せられている。あらゆる災厄を閉じ込めた盾。傷、熱、毒、害、鬱、病、邪……。
「あなたは、誰?」
 尋ねた直後に後悔した。訊くべきではなかったのだ。
 彼は振り向いた。無数の盾の隙間から横に広がった唇が覗く。
 ゆっくりと名を紡ぐ。

「弑」

 攻撃するのは自分と他人だけではなく。
 全て――!


オーナー:かに

評価数:0


名前:森羅盤たぬき
HP :0
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:0
剣技:
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/1/0/4/毒毒毒毒/フィーグムンド>
 ・召喚剣<5/3/0/3/衝衝衝/ミスポルム>
 ・召喚剣<5/5/0/2/重重/ダンガード>
 ・召喚剣<5/0/0/3/速魔魔魔魔速/フリダ>
 ・召喚剣<15/0/0/2/速熱護絶重/ライトゲイザー>
 ・召喚剣<5/5/0/2/重重/ダンガード>
 ・召喚剣<30/1/0/1/毒命/メロディメモリー>
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/0/1/3/速熱熱衝絶>
 ・召喚剣<5/0/3/2/死鏡鏡護/錬剣術師まくろ=こすもす=りーん>

設定:
余裕がないのでたぬき耳少女をおいておきます。


オーナー:utsm4

評価数:1
(suika)