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「親切なこびとさん、ありがとうございます」
「気にするなよ。人間なんて見るのは何百年ぶりだ。
それより…戦争が始まるから早く逃げるか、
元の戻るかしたほうがいい」

オーナー：kusa_hen

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わふわふん

オーナー：悪鏡

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コルッテは未来を見ることが出来なかった。
いや、正確には未来を選ぶことが出来なかった。
一歩進めばそこには幾百の自分。
幾百の自分が、幾千幾万の敵と戦っている。
世界は無限とも思えるほどに広がっていて、
そこから最善の未来を選ぶ能力を、彼は持たなかった。

――頂に登り詰め、満天に広がっていく歪みを眺めながら、
彼は戦場の崩壊を予感した――

今の彼の目は、正しい道を捉えているだろうか。
生き残っているかどうかだけが、それを教えてくれる。

オーナー：GeoK

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小さな小さなその身体で、どんな大きな壁さえも登ってきた伝説のクライマー。
そして今度は、あの「人間」に挑戦だ。

この図は、八合目付近で一息つくクライマーの様子である。

このなだらかで、暖かく、柔らかい丘。
クライマーは、ただひたすらに、登る事に対して幸せを感じている。

しかし、彼はクライマーである。
クライマーである限り、上を目指して登り続けなければならない。
彼はその幸せの丘（人間は"胸"とか"おっぱい"と呼んでいる）を離れ、次の一歩を踏み出そうとした。
そのとき、滑る足。

オーナー：theki

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(hosa)