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はるか南の氷原に、この世でいちばん光る宝石を捜しに旅に出ました。
あと少しの命、その間にこの世でいちばん美しいものを見たいというお婆さんに頼まれたのです。
氷の大地はいつか歩いた砂漠のよう。
皆さんもお考えの通り、暑さに代わるものは別にあります。
あの寒さは魔物よりも恐ろしいものです。

吹雪の中を歩けど歩けど、美しい宝石は見つかりませんでした。
案内をしてくれた人たちは、もう帰るべき時間だと教えてくれました。
僕はあきらめて戻ろうとしましたが、
そのとき、ちょうど目にした寒空には…。
きれいな星が輝いていました。
これが捜し求めていたものだったと、
お婆さんに話をしました。


しばかれました。なぜ…？

オーナー：kusa_hen