名前:今日の戦士
HP :35
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:2
剣技:
・デス剣 ・加速剣 ・回復剣2 ・絶対剣 ・鏡の剣 ・加熱剣
設定:
メビウスゼロの息子は基本的に小学生の考えた皮肉キャラなので、あんまりうまいことを言わない。ていうか話自体がたいしたことないのに、解説でいちいちすごい話っぽく見せようとするのでうざい。
ストーリーがだんだんシリアスになり1話丸ごと戦闘だけだったりして解説することも何もないのに、毎回最初と最後に出てきて手持ち無沙汰気味にインビテーションするようになる。
そして最終回、主人公が自分たちの村を滅ぼした異次元皇帝メビウスゼロ(なぜ異次元の皇帝が村を滅ぼさなくてはならなかったのかは不明)を倒した後、唐突に
「さて、ここまでお話すれば、私がなぜこの話をしたのかおわかりでしょう」
と切り出す。
「私はメビウスゼロの息子なのです。わたしは彼らを倒さねばなりません。それでは」
と、ここで初めて読者に背を向け、不気味な微笑みとともに画面の奥の闇に去って行く。
メビウスゼロの息子どころか関係者であることを推測させるなんの手がかりも伏線もなかったし、何がここまで話せばもうおわかりなのかよくわからないのだが、当時の私は衝撃的かつ終わった後まで読者の想像力を刺激する、素晴らしい結末を思いついたと大得意だった。
『おっと、今日の戦士が現れたようです。
フフ、こんなこともあるのですね。
かつて自らの創造した人間に刃向かわれた男は「これも人間のサガか」と言いましたが……、ときには武器や防具さえもがその創造主に仇なすこととなる。
さしずめ「武器は天下の回りもの」……といったところでしょうか。
では、そろそろ私はお暇しましょう。この先は生きるか死ぬかだけの単純な世界。私のような解説役は不要というものですからね』
オーナー:niv
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