名前:榊 途彦
HP :15
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:2
剣技:
・加速剣 ・加速剣 ・加熱剣 ・衝撃剣 ・絶対剣
設定:
サカキトシヒコ。41歳。
某理系私立大学准教授。
バツイチ。
毎朝出勤時に昼と夜の分のコンビニ弁当を買ってから行くのが日課。
悪くない地位にあったが、自分は枯れた人間であると知っている。才能も、情熱も。摩耗していくだけの人生に、しかしそれにウンザリしているというわけでもなく、「まあ、大体こんなもんだろう」と、ただ穏やかな日常を送る。
三年ほどまえから、
「自分は殺そうと思えばあっさりと他人を殺せる」
という確信を抱く。
その奇妙な確信を自分なりに分析したところ、どうも自分はそういった手段を持っている、と確信しているに過ぎない、という答えに至り、無論殺して遊ぶような趣味もなければ、そういった憎悪に駆られるような人間ではない故、放置していた。
まるで妻が残していった圧力鍋みたいに。
帰宅途中の電車で、榊はドア付近に立ち小説を読んでいた。快速であり、一駅の間隔は長く、乗り降りがないため集中して読める。この何とない時間もまた、淡々と過ぎていく、その筈だった。
オーナー:clown
(出典:【突発】マーガレット・リアルタイム)
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