名前:JuN
HP :45
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:2
剣技:
・慈雨 ・結界 ・焼鏝 ・破魔弓 ・儀礼1 ・爆撃弾 ・俊足 ・殺戮刃 ・大楯 ・大楯 ・重防
設定:
10月も末になるのに、レスリング着のような格好をした娘が街中を走っていた。
街は祭でにぎわっており、大人たちは子どもにお菓子を振舞っている。
子どもは皆仮装していて、仮装のような格好の娘も声をかけられたが、信じられないような速さで、あっという間に駆け抜けてしまった。
声をかけたのは、妖精を模したドレスの少女たちだった。彼女たちはその様子について、不思議そうに話した。
JuNは初めてのレスリングの試合に負けた。
「…熱湯のつもりだから、苦しんで!」
あのレフェリーのひそひそ声が忘れられない。
安い賞金を手に、ふらふらと宿へと戻ろうとした。
ハロウィンという異国の行事が、街で行われていた。
そこで友人たちに会い、負けたことも忘れ、楽しく遊んだ。
ただ、一つだけ気になることを言われた。
「JuNさん…?さっきJuNさんらしき人を見たんだけど、人違いだったかしら。紫色のタイツ…」
もしかして、以前に出会った「自分」と名乗る剣師だったのだろうか。
JuNはシャワーを浴びている間、思考をぐるぐると巡らせた。
シャワーから出たJuNは、ハロウィンで子どもからもらった星型の飴を口に入れた。
「甘くて美味しいキャンディをあげるよ!
…甘いのは苦手?じゃあ、モカ味!モカ味のをあげよう!
僕と同じくらい美味しいよ!」
それは塩の塊だった。
プールに落ちたとか、自分が出たとか、ハロウィンとか、全部忘れそうになった。
★あとがき★
なんだこれ。
オーナー:kusa_hen
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