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人生七十年　下天の内をば　ブレイスヴァ
夢アバリスの　如くなり
　――価値を問うカシュラムの老女の短歌

オーナー：niv

(出典：マーガレット・デススパイラル)

評価数：1
(heterodyne)

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息子の嫁が俳諧をするなという。
子どもが変な喋り方を覚えて困るからだというのだ。
しかも、孫には
「おばあちゃんはあんまり喋れないから、三十一文字でごまかそうとしているんだよ。鐘歌（ベルカ）はちゃんと日本語覚えないとだめだよ」
などと教え込んでいる。
こんなにも悔しいことはない。

オーナー：niv

(出典：マーガレット・デススパイラル)

評価数：0

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いくつになってもボーイミーツガール。

オーナー：niv

(出典：マーガレット・デススパイラル)

評価数：1
(kusa_hen)

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足腰は弱り、目も衰えた。
そう自由に動き回ることはできない。
でも、見たことのない景色はすぐ近くにいくらでもあった。

オーナー：niv

(出典：マーガレット・デススパイラル)

評価数：0

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加齢によって肉体は衰えるとしても、魂が衰えることはない。
魂とは生の瞬間にはじまって死に終わるまでの時間連続体としての人間の、各瞬間から積分されるものであり、時間を超越しているからだ。
個々の瞬間において人は目隠しをされて迷い、怯えながら道を歩む。しかし、魂は自己の運命と過去のすべてを知っており、それゆえに決して迷うことはない。
己の魂の本質を見出した者を怯ませることはなにものにもできない。人が怯むことはあっても、人の魂が怯むことは決してないからだ。勝利と栄光とはこれを意味する。
私はもう、息子の嫁を怖れない。

オーナー：niv

(出典：マーガレット・デススパイラル)

評価数：2
(hosa)(piyo)