名前:静原てまり [Dead_or_Undead]
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
・召喚剣<20/0/0/2/命命鏡鏡/水色のパーカー> ・召喚剣<10/5/0/1/高毒/お気に入りのリストバンド>
設定:
(Dead_or_Undead(1日目)の続き)
着いたのは町の総合病院(近所)だった。
赤いおにいさんはどやどやと運ばれていく。
灰色な建物である。
医者と少しの会話があり、私は治療室の前の薄暗い寒い廊下にぽつねんと残された。
外はぽかぽかと暖かいのに、ここだけ世界の日陰みたいだ。
病院の手すりをなぞりながら歩く。冷たい。
廊下の角を曲がると待合室で、やや賑やかであった。おばーちゃんばかりだ。テレビは小堺一機の顔を映していた。待合室の隅に目を移すと、
(わー!お店だー)
病院の売店とやらの珍しさに足を引き寄せられた。ほうほう、コンビニと変わらない品揃えだ。でも本が多い。
ガサ、ガサ
私が食品を物色していると、隣のお姉さんがカゴにお菓子の袋をつめていた。菓子が凄い量だったので、私を思わずそちらを見た。
むっちりとしたお姉さんが重そうにカゴを抱えていた。中身は、ポテトチップ数袋、チョコ菓子、コーラ、唐揚げ、etc...
「あっ、あのね、友達がお見舞いに来たんですよ。一緒に食べようと思って。」
「はぁ。」
そんなたくさん友達がお見舞いに来てくれるのかあ。いいなあー
「それはよかったですね。」
「ハイ」
お姉さんはエヘヘと笑った。
オーナー:samantha
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