名前:静原てまり 【現実より】
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
・召喚剣<20/0/0/2/命命鏡鏡/頼りない腕> ・召喚剣<25/0/0/2/死死命/ハチの隠し事> ・召喚剣<10/5/0/1/高毒/てまりの隠し事>
設定:
それは、ズタズタに切り刻まれた、女性の死体だった。
「人だ」
「うん…」
二人は奇妙な感覚におちいった。死体を目にした恐怖や嫌悪感よりも、やっと人(?)に会えたという安堵感が先だったのだ。
「でも死んでる」
「やっぱり……?」
てまり→あ、死んでるのか、なんで死んでるの?そりゃ、見りゃわかるでしょ、全身を…
てまりはその場にしゃがみこんで吐いた。
八はてまりの背をポンポンと叩く。
八は観察した。
切り刻まれて流れた血が凝固した死体。顔もぐちゃぐちゃに潰されていて元の顔もわからないけれど中年の女性のように見える。平凡なセーターとロングスカートという格好、勿論服はビリビリだけれども。
指が…何かを指していた。
違う。指先で血が固まっている。
書いたのだ。
ダイイングメッセージだ。
『きょうはの』
……?
死体の腕をどかす。
『きょうはのらないで』
「なんのこっちゃ?」
「八ぃ…?」
「てまり、だいじょぶ?」
「全然…。八は死体、平気なのぉ…?」
「うん」
自分も死体だしね、と桐来八は心中呟いた。
***
桐来八(仮)。
主人公の1人。
死体である。動いている。生前の記憶はない。名前も。
オーナー:samantha
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