名前:カルロ
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:2
剣技:
 ・召喚剣<5/5/0/2/斬斬/ナイフ>
 ・召喚剣<50/0/0/0//古い地図>
 ・召喚剣<5/0/0/4/速魔魔魔魔/宝石>
 ・召喚剣<10/0/0/4/護熱斬斬/木の棒>
 ・召喚剣<5/0/0/3/魔鏡魔鏡魔鏡/東への歩み>
 ・召喚剣<5/0/0/5/鏡鏡鏡鏡/手鏡>

設定:
音をたてないようにおそるおそる窓を開ける。
窓をくぐり抜けて外に出る。
ふと、気になって空を見上げる。

黒い夜空に星の光が満ちている。
月は出ていない。

忍び足でこそこそと歩こうとした。
その時。

「待て・・・・・・」

背後から囁くような、しかし夜の静けさの中、確実に耳に入るような声が聞こえた。

「村を出るのかい、カルロ。」

重々しく放たれた一言が場を重圧で包み込む。
そのプレッシャーに耐えきれず、カルロは硬直して、首をゆっくりと後ろに向ける。

そこには山の名前を教えてくれた老婆がいた。

「この村にいる人間が村を出ようと思わないのは何故だか知ってるか?
 それは、みんなこの私が眠らせているからだよ。
 <思考規範>って奴さ。人間の考えることには限界がある。
 その限界さえいじくってやれば、村を出る事なんて思いもよらない事に早変わりなのさ。
 ところで・・・・・・お前はどうして起きてしまったんだい。ちょっと、調べさせてもらうよ。」

背を曲げた老婆は、その見た目からは想像できないくらい素早くカルロの前に歩み寄り、
持っていたバッグを開け、中を探り、やがてそれを見つけて取り出し、カルロの目の前に突きつけた。


オーナー:GeoK

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