名前:カルロ
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
・召喚剣<5/5/0/2/斬斬/ナイフ> ・召喚剣<5/0/0/4/速魔魔魔魔/宝石> ・召喚剣<50/0/0/0//古い地図> ・召喚剣<10/0/0/4/護熱斬斬/木の棒> ・召喚剣<5/0/0/3/魔鏡魔鏡魔鏡/東への歩み> ・召喚剣<5/0/0/5/鏡鏡鏡鏡/手鏡>
設定:
それはカルロが古い倉庫の中で見つけた宝石だった。
その宝石は夜闇の中に溶けてしまいそうな色でありながら、その真ん中に輝きを宿していた。
「ほう、この宝石の魔力だね。
こいつが私の定義した<思考規範>を突き破った、と。
こんな事が出来るのはお前の祖父しかいないね。
お前の祖父と私は元々は友人だったんだよ。」
唐突に語り出す老婆。ただただ話を聞くカルロ。
「まあ、去る者は追うまい。眠っている者を眠らせたままにしておくのは簡単だけど、
目が覚めた者を眠らせるのは面倒だからねえ。
そもそもお前が村を出る事は私の友が仕組んだ事だ。
なんでそんなことをしたか、までは分からないんだけどね。ほんと、何でだろうねぇ。」
老婆は手をかざし、カルロに向かって何やら呪文めいた言葉を呟いた。
カルロは、自分の中に活力がみなぎっていくのを感じた。
「お前がどこに向かおうとしているかは知らないけど・・・・・・
私が魔法をかけておいたから、最低限のものを食えれば北の果てだって南の果てだっていけるはずだよ。
気をつけていきなされ。この世界には人の目の行き届かぬ場所が多い。
魔力が世界に溢れだした今、どんな化け物が世界にいるのか分からないからね。」
老婆が指を鳴らすと、カルロの意識が、一瞬途絶えた。
気がつくと、老婆は消えていた。
そして、場を支配していた重圧もまた消えていた。
カルロは闇に包まれた夜の森に引き込まれるように入っていった。
オーナー:GeoK
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