名前:血の愛について 前編  
HP :5 
攻撃力:0 
防御力:0 
素早さ:2 
剣技: 
 ・裏切書簡  ・召喚剣<10/0/0/3/速護熱衝絶/愛する人>  ・召喚剣<5/5/0/2/高斬/チャイルド・チルドレン>
 設定: 
「僕は愛がよく分からないよ」 
「そうだね、じゃあ誰かの愛の話しをしよう」 
 
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愛するものが自分よりも先に死ぬと分かったとき、人はどう愛を貫くのだろうか。 
愛した人と共に死ぬのが正しいのか。 
愛した人が愛したモノを、愛するのが正しいのか……。 
 
彼女には愛する人が居た。 
その愛する人が選んだ人もまた、彼女が愛する人であった。 
二人は愛し合い、そして子が生まれた。 
すると二人は、その生まれた子に愛を注いだ。 
 
泣き声をあげれば傍で話しかけた。 
名を呼べば笑顔を返した。 
手を伸ばせば温かく抱きしめた。 
 
彼女はそんな二人を見てとても嬉しく思い、愛する二人が愛している子も愛した。 
その愛に偽りは無く、彼女は純粋にその子を愛しいと思い見守った。 
 
そしてその子も大人になり、嫁をもらい、愛し合い、そして子が生まれた。 
その子もまた、二人に愛されるのであろう。 
彼女はそう思っていた。  
オーナー:hosa
  
評価数:1 (kusa_hen)  時代設定が気になります (kusa_hen)(05/16 15時34分41秒) 	  |