名前:旅人アリス
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:6
剣技:
 ・召喚剣<5/0/0/3/速熱熱絶絶絶/十字の剣>
 ・召喚剣<5/0/0/1/速魔魔魔死死死/緑の精霊石>
 ・召喚剣<★10/防御無視/絶対防御/2/速重熱絶衝/ダラン兵>
 ・召喚剣<5/0/0/2/命鏡命鏡命鏡鏡/愛の精霊石>
 ・召喚剣<5/0/0/2/速速斬斬死死死/神官アンジェラ>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速斬絶衝熱/弥の精霊石>
 ・召喚剣<20/0/0/1/死速盾鏡鏡/黒騎士レムス>
 ・召喚剣<15/1/0/3/衝衝衝/蜂の精霊石>
 ・召喚剣<5/0/0/3/鏡鏡鏡鏡鏡鏡/詩の精霊石>
 ・召喚剣<35/0/3/0//磐の精霊柱>
 ・召喚剣<50/0/0/0/(田畑)/黄の精霊石>
 ・召喚剣<35/0/3/0//石の精霊人形>
 ・裏切書簡

設定:
昔々、クオート大陸には、クオート王国という一つの国がありました。クオートの国は「石英の国」と呼ばれ、魔法の石がたくさん採れました。石は海の向こうの国で高く取引されました。こうして、クオートの国は、豊かになりました。
ところがある時、その豊かさが魔の王に目をつけられてしまったのです。最後から二番目の王と王妃は魔の軍隊と戦って破れ、幼いジャック・デクスター王子とジーナ・ジニスター姫の二人が残されました。勇敢なジーナ姫は剣を取って魔と戦おうとしましたが、死の呪いで動けなくなりました。兄であるジャック王子は、もともと臆病な性格だったので、逃げながら震えていました。そこで、王子は海の向こうの巫女姫と出会ったのです。強い力を持った彼女らとともに、王子はようやく魔の王と戦う決意をし、魔の国に渡りました。そして魔の王は倒れ、クオートは平和になりました。
しかし、王子のいない間、クオートは荒れ果て、ジーナ姫は呪いが消えずに亡くなってしまいました。仕方のなかったことです。
ジャック王子は最後のクオート王となり、その死後、クオートは二つの国に別れました。ジャック王の息子は彼の愛用の十字の剣を引き継いでデクスター剣王国を建て、ジーナ姫を最後まで看病した侍女はデクスターから月の盾を譲り受け、ジニスター盾王国を建てました。
剣と盾――二つの国はおよそ千年の間、時に力を合わせながら、時に意見を違わせながら、今日まで至りました。

アリスは、神官たちに剣国と盾国の成り立ちの説明を受けました。そして、十字の剣に取り残されたジャック王子の話をしました。
「アリスよ。十字の剣の力を失わせるためには…盾国へ行ってもらわなければならないようだ。王子の魂が望むのは、妹姫の生きた証である。ジーナ姫とゆかりの深い者の建てたジニスターで、その手がかりがつかめよう」
「はい。最悪の事態を防ぐためにも、一刻もそちらへ向かいます」
「そなたには神官『剣使』の位を授ける。十字の剣の管理者、母セントラ・ルーシアが嫁ぐ前に就いていた位だ」
「ありがとうございます、神官長様」
「それと、付き人としてこの者を遣わそう」
「アリス!あたしもジニスターに行くよ!」
「あ、おばあさん…」
アリスは神官となり、極秘で盾国の首都エスクートに向かうことになりました。

神官アンジェラ:アリスがセントラ島で世話になった老婆。かつては、海の向こうの巫女の指導者格であった。アリスの母セントラの育ての親だという。彼女はセントラをまるで自分の本当の子のように可愛がっていた。そのため、アリスは孫のように扱われている。マートン老人よりも輪をかけて気が強く、声が大きい。75歳。

詩の精霊石:石でできた弦楽器。実用には遠いが、魔法の音色を奏でることができる。だが、封じられた精霊の姿がよく分からない。やかましいことだけは確かである。

ジョン・デクスター・クオート:およそ千年前の伝説の人物。クオート王国最後の王。クオート大陸では砂漠で巨人を倒した逸話の『ジャック王子』の名の方が有名。たいへん臆病で繊細な気質だが、剣の腕前は確かだったと伝えられる。クオート王国が侵略で滅亡の危機にさらされた時、財を崩して他国の協力を得ようとしたことや、暫くしてからの敗走した妹姫と国民を置いての遠征は、後世で評価が割れている。そのためか、死後に国が二分されることとなった。

ジーナ・ジニスター・クオート:ジョン・デクスターの年の近い妹。兄と比べて強い心の持ち主だが、戦う力に伸び悩んでいた。クオート王国に魔の軍隊が押し寄せてきた頃に、兵を挙げて立ち向かった。しかし、戦いに敗れて死の呪いをかけられる。その呪いとは、病のように身動きが取れなくなり、やがては死に至るというものだった。彼女の敗走の後、隠遁生活を送っていた兄がようやく国民の元へ姿を現し、魔の国へ反撃を開始した。国力の衰えたクオートはもはや他国の後をついて行く事しかできなくなった。軍の中に剣の強かった兄も借り出され、彼女は療養先の地下洞窟で倒れ、クオートに王族の姿は消えた。ジーナの死後、最も親しかった侍女のジュリエットが意思を引き継ぎ、ジーナの領地権を主張した。

ジュリエット・ジーナ・ジニスター:ジーナ姫の侍女で、ジニスター王国初代女王。彼女の意思でというよりも、周りの勢力が彼女を王に仕立て上げた。


オーナー:kusa_hen

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