名前:えぬえむ
HP :10
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・加速剣
 ・加護剣
 ・加熱剣
 ・衝撃剣
 ・障撃剣

設定:
黒髪黒目、ストラップシューズがトレードマークの女の子。
「死にたい死にたいでも痛いのは嫌」などと思っていたところ、
とあるキチガイに攫われてなんだかんだあって死ねず痛いままの身にされてしまった。
逃げようにも逃げた先に回りこまれて連れ戻され、
「タイマンで勝ったら解放してやんよ」と言われてもまったく勝てない。というか不意打ちですら返り討ちにされる。

そんな彼女の心の癒しが妖精のアルティア。昔魔王退治をしにいったときに仲良くなり、そのまま一緒に暮らしている。
暇さえあればもふもふぎゅっぎゅスキンシップしている。

そんな彼女もTCGEXでいいとこまでいってるのである。
その話はまた次回。

イラスト:13さん


オーナー:nm43291

(出典:マーガレット・ノベラゴラム α)

評価数:4
(piyo)(stara)(hosa)(kusa_hen)


ワーイ (stara)(10/19 00時52分43秒)

スキンシップしている! (hosa)(10/19 01時17分55秒)

いつもと一味違うフレーバー (kusa_hen)(10/25 21時51分17秒)

名前:えぬえむ
HP :10
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・加速剣
 ・加護剣
 ・加熱剣
 ・衝撃剣
 ・障撃剣

設定:
事の始めはいつもの如く。
修行と銘打った一方的な虐待からだった。

剣を叩き付けようが魔法を連打しようが、剣匠はえぬえむの攻撃を軽々いなす。
「ほーれ隙ありっ」
「ぐっ!」
空中へ跳ね飛ばされるえぬえむ。それを逆手に取り、距離をとりながら態勢を立て直す。
「おらよっと」
全く本気とも思えない掛け声と共に剣匠は腕を振るい、えぬえむの姿勢を崩し、地面に叩きつけた。

「今のおかしいでしょ!?」
「あの程度の遠距離攻撃、避けない方が悪い」
「こんなバケモンどうやって勝つのよ…」
「他のヤツならいざ知らず、お前じゃ俺には勝てんよ」
「じゃあどんな人が勝てるってのよ」
「でかい大会の覇者とかにはさすがに勝てんだろうなー。エスナとか紫電ファミリーとか。星見の塔の頂の撃鉄とか。
そうそう、星見の塔といえば近々でかい大会が行われるらしいな」
「……」
「ほー、見返してやろうって顔してんな。無理無理無理無理カタシムリ。お前じゃよくて二回戦敗退がオチだろ」
「やってみなきゃわからないわよ」
「まぁそれもそうだな。やれるもんならやってみな」

というわけで武器庫から色々ちょろまかして万全の準備を整え、愛しの妖精と一緒に星見の塔までやってきた。
受付を済ませ、「決勝で会おうね」などとベタなフラグを立てて。

一回戦
シードであった。正直戦って勝てそうに無い相手が多かったのでちょっと安堵。
次の試合のために修練をする。

続き(激闘編)はまた次回

イラスト:staraiZさん


オーナー:nm43291

(出典:マーガレット・ノベラゴラム α)

評価数:0


名前:えぬえむ
HP :10
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・加速剣
 ・加護剣
 ・加熱剣
 ・衝撃剣
 ・真法剣
 ・絶対剣

設定:
第二回戦:VS 宵の空詠

対峙。
空詠が取り出したるは二本の剣。

空詠「あなたが剣で押し切るつもりならば…」

かの有名な沙羅双樹を使うつもりらしい。
ならば先手必勝である。
地を裂く。衝撃波が相手を襲う。

空詠「あの二刀無双も使ってた、ってちょっと!」

防御、反撃をされるが構わず突っ込み、空を裂く。
再び防がれる。

空詠「口上ぐらい言わせ、って近い近い!」

両方ブラフ。本命は至近での斬撃。
構えが完成する前に斬り捨てるのみ。

まさに刹那の出来事であった。


第三回戦:VS HELL
次の相手は「天国」の名を冠す事象。
天国に天使がいることを教える必要がありそうだ。
「逃がしはしない。逃げるつもりなら先回りしてでも地獄に落とす」
かくして楽園は地獄と化した。(三回戦、出し損ねた設定より)

かくして楽園は地獄と化した。

炎天使にの力を宿し、程なく敵陣を壊滅させたのであった。

第四回戦:VS 千ヶ丘高校執行部
これもまた一瞬であった。
相手の疾風剣を耐え抜き、切り刻み返した。

「…あっちゃー、暗殺でよかったんじゃん! 思考ミスった!」


この続きは…勝てたらね!


オーナー:nm43291

(出典:マーガレット・ノベラゴラム α)

評価数:1
(平澤)


なんだかかっこいい (平澤)(11/22 17時49分26秒)

名前:えぬえむ
HP :15
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・加護剣
 ・加熱剣
 ・鏡の剣
 ・真法剣
 ・絶対剣
 ・衝撃剣

設定:
決勝戦:VS悪巧む開拓者

塔の頂に立つは一人の男。

開拓者。

「アルティアをいじめたのは、お前だな?」

男は無言でえぬえむを見据えるのみ。
ここにいる以上アルティアに勝ったのは明らかではあるのだが。

「仇、とらせてもらうよ!!」

この為に宣告の魔力を込めた風蝕刃。
あの金鎖すら封じ込められるだろう。
それに風蝕刃。威力こそ低いがじわじわ効いてくる。

鎖を狙ったその刹那。剣を絡め取られ、鎖ごと投げ捨てられた。

「嘘!?」

「脅威は全て絡めとる」


返す手で剣を一振り。嵐を運ぶ者。
体力そのものを削るとてつもなく強力な剣。

「うぐぅ…」
(ここはひとつ様子を見ましょう)
「アルティアー」
「なにー?」
「いやしてー」
「しょうがないっすねぇ」

いちゃいちゃ

「…悪計」
「へぶっ」
「あっ、アルティアっ!」

引き離される二人。

「なんて事するの! 許さない!」

返事は再度の剣閃。

「くっ!」

二本の剣を手にかける。左手に岩穿ちの剣。右手に貪る炎。

「くらえっ!」

突き出される岩穿ち。しかし。

「うぐっ!」

石墨の城塁に容易く防がれ、剣は弾き飛ばされた。

「でも、まだ!」

貪る炎。燃え盛る剣が貪欲に襲う。
衝撃。剣は防がれはしたが炎の舌が開拓者を舐める。
だが、これも弾き飛ばされた。

「もう一本!」

儀式刀を抜くが剣は届きすらせず手からもぎ取られた。

「風よ!」

魔力を開放し渦巻きを巻き起こす。しかし、逆巻く風がそれを打ち消す。

(いくら防御が厳しくたって、こんだけ魔力を使えば、隙は出来る!)

懐に飛び込み、魔力を固めた炎で一閃、そしてもう一閃。

「通った…!」

だが、決め手がない。すぐ抜ける剣は嵐を運ぶ者と気圧剣。斬撃と空斬を勘定に入れても倒せない。
相手は嵐を運ぶ者で着々とこちらの体力を削ってくる。

その時、後ろから声が。

「えぬえむさんっ、これを!」

アルティアの声。飛んでくる二振りの剣。岩穿ちと貪る炎

「ありがと、アルティア!」

空中でキャッチし、その勢いのままに斬りかかる。

穿ち、焼き払う。後一歩。
風を巻き起こす。打ち消される。

「これで…決める!」
剣を振るう。弾かれる。

「隙有りっ!!」

魔力を込めた渾身の蹴り。倒れ伏す開拓者。


「やった……! 勝った! 勝ったよアルティア!」
「やったっすー!」
「これであの剣匠も見返せる…!」

最終戦:VSミアスカ

喜ぶ二人の前に突如現れる老人。
本当に突如であった。

最初に見かけたときとは比べ物にならない威圧感。
つまりはもう一線戦わねばならないらしい。

ここまで着たからには後には引けない。
戦うしかないようだ。

剣を構える。
視界の端に滑車で昇ってきた剣匠の姿が見えた。
(どこまでも邪魔する気ね。いいわ、やってあげようじゃないの!)


結論から言えば、それは一瞬であり、また永劫でもあった。
あらゆる可能性を考慮してもえぬえむには一片の勝ち目もなかった。
構えた時点で勝負は決まっていた。


「おーおー。ここまでやるとはねー。しかし…おい。アンタ、ちょっとやりすぎなんじゃないか」
「確かに大分刻んだが、どうせ死なんのじゃろう」
「まぁそれもそうだな。おおこわいこわい」
「お前さんも体験してみるかね?」
「冗談。遠慮しとくぜ」

他愛のない会話を続けてる間にえぬえむの肉片は風化し、灰とも砂ともつかぬ物に変じていった。

「それじゃ儂はそろそろいくかの」
「ほいほい、お疲れさん。そして、おめでとう」
「んじゃ嬢ちゃんにもよろしくな」
「まぁそろそろ生き返るから見送りぐらいは出来るだろ」

塵の積もっていたところにはいつの間にやらえぬえむがうつ伏せに倒れていた。

「わーん、えぬえむさん大丈夫っすー?」
「うぅ…。一回だけのはずなのに何千回と死んだような気分…」

ぼやきながら立ち上がる。

「はぁ、ホント、上には上がいるものね…。強かったわ、えーと…ミアスカさん」
「ほっほっほ。終わりはないものじゃよ。じゃあな。お嬢ちゃん」

そういってミアスカは身を翻す。姿は一瞬にして掻き消え、後には何もなかった。何も。

「…と、まぁこれがお前の限度ってわけだ。修行のしなおしだな? え?」
「そうは言ってもここまで来たのは事実よ。今なら勝っちゃうかもしれないわよ?」
「は! じゃあやってみるか? かかってこいよ。命なんて捨ててかかって来い!」
「がんばれっすー」


次回予定:AVENGEで剣匠が何をしていたか。


オーナー:nm43291

(出典:マーガレット・ノベラゴラム α)

評価数:3
(Co)(掌)(samantha)


名前:えぬえむ
HP :15
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・加速剣
 ・加熱剣
 ・衝撃剣
 ・真法剣
 ・鏡の剣
 ・加熱剣
 ・絶対剣

設定:
「さーて。魔剣がごっそり持ってかれてるわけだが」

武器庫を見て一人ごちる剣匠。
壁には一枚の書置きが残されている。

"大会に出るために剣を持っていきます。首洗って待っててね"

「まぁあんだけ啖呵切ったわけだし負けたらぼろくそに言ってやっか」

というわけでこっそり星見の塔へ。

「さて、あいつの一回戦の一回戦の相手は、と…」

どう見てもシードです。本当にありがとうございました。

「……なんぞこれー」

とは言ってもどう見ても二回戦進出は確定的に明らかである。

「さて、残った中であいつに勝てそうなのは…いるな。だが、万が一ということもある」

どこから取り出したか紙と筆を取る。

「敗者や参加できなかったものにも、今一度!」

_/_/_/_/_/_/_/_/

「さーてお題目はどうすっかな」

「勝者の鼻をへし折れ、でいいか。うん」

「一応人数が奇数で余った時のためにサンドバッグ用意しとくか」


「さてと、地下に部屋を用意するか。風呂、飯、睡眠。全部確保できるな…。まぁ魔女の住居だし当然か。」

「しっかし…今ほとんど出払ってるんだよな。誰に許可取るか」

「…いいや。見かけたら『使ってますー』と一言言っておけば」

_/_/_/_/_/_/_/_/

「んー、6人か。ちょっと足りんな…」

「まぁ半分になるから当然っちゃ当然だが」

「二回戦の敗者も募るか。次の試合どうしようかなー。飯食いながら考えるか」


「……久しぶりに気合入れて料理作ってしまった。いい食材溜め込んでるなー」

「…うん、ワインも上々」


「二つの道がある。どちらか選びな」


_/_/_/_/_/_/_/_/

「通信機は、と…」

「もしもし、信戦塾のかた?」

「今大会中で。よければ胸を貸してもらいたい。いややるのは俺じゃないけど」

「高火力を測れるような、とにかく丈夫で、埒外な人を」


「…高火力を測れるとはいったが、文字通り火の塊も同然じゃねーか」

「火は不死鳥の象徴でもある? それもそうだな、副班長」

「え? 半ば無理やり連れ出されて少々ご機嫌斜めだって?」

「まぁせいぜい参加者が燃え尽きないよう祈っとくか」

「…どうせ煤だらけになるだろうし風呂用意しようっと」

_/_/_/_/_/_/_/_/

「あー、いい湯だったー。」

「煤で済んだのが6人。まぁ5人に絞るといったし一人脱落は仕方ねーな」

「フルーツ牛乳うまい」


「まぁ風呂ぐらいはゆっくり入らせよう」

「今度は総当たりだ。4人と連戦。さてどうなるやら」

_/_/_/_/_/_/_/_/

「いやー、ふかふかの布団まであるとかマジ設備豪華」

「まぁ二部屋あれば十分だな。勝者と、俺」

「…あれ、片方もはや概念形而上の存在になってるけど寝るのかな」

「まぁ無機物が寝て回復なんてよくあることだし」

「勝った方の好きにさせるか」

_/_/_/_/_/_/_/_/

「あー、ミアスカかー。ミアスカミアスカ。…ん? んん?」

「あいつ、伝説上の人物じゃね? どういうこt いや愚問だな」

「森羅万象がここに集う。時間や空間なんて関係ない」

「さて、えぬえむは…。おい。どういうことだよ。おい。決勝に来てるんだが?」

「で、相手は開拓者か。えぬえむ終わったな」

_/_/_/_/_/_/_/_/

「後は挑戦状書いて叩きつけるだけ。いやー楽な仕事だった。無給だけど」


「は!? えぬえむが勝った!?」


こうして塔を滑車で登ることになったのであった。

もし勝ったらどうするかねー。正直ネタ切れよ?


オーナー:nm43291

(出典:マーガレット・ノベラゴラム α)

評価数:3
(L_D)(mayo)(kusa_hen)