名前:エスキラール
HP :15
攻撃力:0
防御力:1
素早さ:3
剣技:
 ・デス剣
 ・加速剣
 ・鑑の剣
 ・加護剣

設定:
紗剣師マーガレットを崇める途神教の流れを汲む名前のない教団、通称『セクト』。
教主は元途神教司祭オルテンシア。
セクトは殺害、誘拐、洗脳、人体実験などの数々の非人道的な所業を繰り返した結果邪教と認定された。
活動目的は紗剣師マーガレットを現世に降臨させることとされているが、それが真実であるかどうかすらも定かではない。

エスキラールもまた、オルテンシアによって集められた『巫女』のひとりだった。


オーナー:suika

(出典:マーガレット・ノベラゴラム α)

評価数:5
(hosa)(nm43291)(hosa)(Co)(kusa_hen)


エスキや (hosa)(10/19 01時52分04秒)

ついにセクトの謎が明かされようと云うのかっ (nm43291)(10/19 09時09分18秒)

帽子?に一目惚れ(* ' v ') (Co)(10/20 14時33分16秒)

好きなキャラなので (kusa_hen)(10/25 21時51分48秒)

名前:エスキラール
HP :15
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・鑑の剣
 ・加速剣
 ・斬撃剣
 ・デス剣
 ・加護剣

設定:
人の死を『占う』ことができる巫女。
死期が近づいた人間の前によく姿を現すが、彼女自身が死を呼び寄せているという説もある。

セクトから脱走したエスキラールは流れ着いた剣師ギルドにて魔王討伐に参加し、それ以降の消息を絶つ。

 *

魔王との戦いで命を落としたエスキラールは、次に気づいたときには光も闇もない、灰色の世界をさまよっていた。
己の破滅の運命を予見していた彼女は、ここがどういう場所なのか見当はついていた。
夢破れた剣師、忘れられた剣師、そういった濁剣師が最期に訪れるという宇多の墓場。
ここですべての記憶と剣を洗い流され、原初の十の途心へと還るのだ。
だが……。

意識を保ったままに宇多の墓場にいられることに疑問を抱きながらも、エスキラールが歩いていると
突如目の前に巨大な金属球体をつなげた機械のような何か――かつて旅を共にした仲間に似たようなものがいた――が降ってきた。
仮面の巫女は剣を構えた。

 ― Next Battle →


オーナー:suika

(出典:マーガレット・ノベラゴラム α)

評価数:1
(nm43291)


二人組の後の話か! (nm43291)(11/02 07時44分16秒)

名前:エスキラール
HP :25
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・デス剣
 ・加護剣
 ・斬撃剣
 ・鑑の剣

設定:
セクトに所属する巫女は仮面の装着を義務付けられる。
これは、剣師としては余計なものばかりを備えていることが多い人間を
シンボライズしノイズを除去する呪術的な側面の他に、視力を奪うことで
思考をも簡略化し、より試紗へと向いた存在へと矯正する役割をも果たす。
わかりやすく言うと、巫女の仮面を装備すればどんな人間でもそれなりの強さの剣師となる。
もっとも、途心制御能力が皆無な人間が着けたところで
急激な強制リリースバックの繰り返しに耐えられず精神が崩壊するだけだが。

この方法には欠点があり、視界を封じられた巫女の予見・乱数調整能力が
巫女自身へと向いてしまい、結果として巫女がより早く使い物にならなくなってしまうことがあげられた。

 *

エスキラールは赤く輝く途心の塊を見つけた。
ゆるやかに崩壊しゆくそれを彼女は抱きしめた。
自身の運命を予見し、絶望のうちに自らを滅ぼす巫女たちの姿によく似ていたからかも知れない。
エスキラールはすべての巫女の死を教えられた。
エスキラールは死にゆくすべての巫女を知っている。

http://stara.mydns.jp/upload/up/novela2.txt
思考ログ


オーナー:suika

(出典:マーガレット・ノベラゴラム α)

評価数:5
(stara)(nm43291)(平澤)(hosa)(GinIsami)


あら全裸 (stara)(11/16 03時46分05秒)

仮面にはそういう意味も!! (nm43291)(11/16 06時44分54秒)

仮面の話だ。 (平澤)(11/22 17時51分14秒)

仮面と全裸の話か (hosa)(11/29 01時40分43秒)

名前:Esquiler, the Martyrdom Torn
HP :25
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・加速剣
 ・斬撃剣
 ・鑑の剣
 ・鏡の剣
 ・デス剣

設定:
神さまは貌を持たない。神さまは偏在する。
セクトの人間は神<マーガレット>へと近づくために一度名と顔を捨てたが、それでは足りなかった。

 *

かつてサタネルと言う名の魔王が、剣師の精神を掌握することで世界の支配を目論んだ。
エスキラールが宇多の墓場と誤認していた灰色の空間は、彼女が挑み彼女の仲間だったものたちが倒した魔王、イクソバクノー(幾十許脳)の悪魔。
彼の認識の海の中に飲み込まれていた。灰色に見えた景色は構築した無数の剣師の途心<シナプス>を繋ぐ無限に近い数のスレッドの重なりだ。
エスキラールは衝撃剣のように甲高い叫び声を上げた。空間が軋み、糸の連なりが乱れ崩壊を始める。
高速高速斬撃斬撃斬撃蠱毒蠱毒蠱毒衝撃衝撃絶対絶対重撃重撃デスデスデス。切り裂くために想像され創造された概念。
ミームの死骸のうねりに巻き込まれた巫女の肌から、血のように赤い途心が流れ始める。
エスキラール自身である途心が、灰色のミルクの海に落とされた赤インクが広がるように自己を複製しながらネットワークを上書きしていく。
ゆっくりと、ゆっくりと溶けたバターが形を失うようにエスキラールの存在が、精神が、構成が引き裂かれ(esquil)ていく。
何も許されてはいない。快楽に捩れることも、悲鳴を上げることも、喜びに咽ぶことも、郷愁に浸ることも、憤怒に荒れ狂うことも。

 *

完全なる存在「マーガレット」を見つけるための戦い、それを人は「マーガレット」と呼んだ。
ゼロで割り切れるほどの長い斬り合いを経てもマーガレットは見つからなかった。
すぐ目の前にいたのに。あるいは見上げればすぐそこに。もしくは、握りしめる手の中に。

 *

誰もいなくなった「そこ」に音を立てず墓標のように彼女の仮面が落ちたとき、彼女の殉教はすでに完成していた。

ヴェロ目txt
http://stara.mydns.jp/upload/up/eskicool.txt


オーナー:suika

(出典:マーガレット・ノベラゴラム α)

評価数:8
(theki)(kusa_hen)(L_D)(elec.)(niv)(stara)(samantha)(GinIsami)


>ゆっくりと、ゆっくりと溶けたバターが形を失うようにエスキラールの存在が、精神が、構成が引き裂かれ(esquil)ていく。
なんかかっこよく見えますが、日本人にしてみると「西瓜さんが西瓜のように叩き割られていく」みたいでかっこいいだけでなく面白いですが、かえって怖ろしくもありますね。 (niv)(12/04 22時44分36秒)

なぜ消したし (stara)(12/12 21時50分23秒)