名前:とある神様の恋愛ゲーム
HP :15
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・加速剣
 ・鏡の剣
 ・加熱剣
 ・衝撃剣
 ・絶対剣

設定:
ゲーセンによく居る、常連からは「神」と呼ばれている女子高生は新しく入荷したゲーム「ノンリミットデスアゲインフューネラルフォーアマーガレット」をプレイしていた。

このゲームはアクティブカードゲームのようだ。
手元に並べた剣の名のカードを攻撃が始まるまでに素早く山に出し、相手のキャラを倒す。
トランプゲームの「スピード」に似た雰囲気もある。

神は普段、一つのゲームをやりこんだりはしないのだが、今回は珍しくこのゲームに熱心である。

「プレイヤーは神になって他の神々を倒そう。そして宇宙に生まれた究極可愛生命体に触れキミの最愛を独占しよう」
というのが大まかなストーリーらしいが、どうやら神はこの設定が気に入ったようだ。

銀のピアスが刺さった唇はミネラルウォーターを美味しそうに飲み干した。
カードを動かす手の動きはとても速い、感情のない機械のようだ。
そして真剣な眼差しは獲物を狙う狩人のようでもあった。
だが、ストーリーパートになると表情は一変し、恥ずかしそうに頬は赤く染まり、恋する乙女の顔が見え隠れしていた。


オーナー:hosa

(出典:マーガレット・ノベラゴラム α)

評価数:8
(player35791)(Aki)(elec.)(takatei)(掌)(theki)(L_D)(Co)


絵も設定も可愛い。特に設定には、補佐さん独特の雰囲気があって良い。 (takatei)(10/19 01時06分57秒)

こういうパンキッシュな格好は好きなので、今度は全身描いて下さいよ。その格好のクセに入り浸るのはゲーセンなのがいい感じで、普段の学校生活を妄想すると尚更ワクワクする。 (theki)(10/19 08時04分52秒)

かわいい (Co)(10/20 14時56分36秒)

名前:とある神様の恋愛ゲーム
HP :15
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・加速剣
 ・鏡の剣
 ・加熱剣
 ・衝撃剣
 ・絶対剣

設定:
ニンジンが好きです。
ニンジンジュースをよく飲みます。
ミキサーで作ります。レモンは必ず忘れずに入れます。
朝はワカメサラダを食べます。
母がサラダが好きなので家族はみんなサラダを食べます。
好きか嫌いかと聞かれると、日常過ぎてよくわかりません。
朝ごはんを食べ終わると学校へ行きます。

学校は家からとても近いです。
家の前の道が通学路なので、玄関を出ると沢山の生徒が登校しています。
制服はみんな個性的です。
私の行っている学校は服装等が他の学校に比べて自由です。
ピアスや染髪も概ね認められています。
私はピアスが好きです。唇に一つ、瞼の上に一つ、耳に十二個ついています。
母の友人が営んでいる皮膚科で開けました。

学校の偏差値は高いようです。
他の学校のことはよく知らないのでわかりません。
帰宅部の生徒は多いです。予備校に通っている人もいます。
私は帰宅部ですが、いつも学校が終わるとゲームセンターに行きます。
家に帰って着替えて行きます。

ゲームセンター「tapioka」私はいつもここでゲームをしています。
私は色々な対戦ゲームが好きです。この店の対戦ゲームは全てプレイしました。
対戦ゲームには有利不利がありますが、私はそれを含めて対戦をするのが好きです。
ボタンを押せば命令がゲームに伝わり結果が出る。
何度も試行出来て、同じ命令には同じ答えが返ってくるのが好きです。

対戦する人の心がゲームというフィルターを通って私の心に流れてくるような気がしました。
何度も対戦していたら、彼の気持ちも、伝わって、来るのかな、とか少しだけ思ってみたりします。
レバーを上に倒すと画面のキャラクターがジャンプしてくれます。
可愛らしいと思います。


オーナー:hosa

(出典:マーガレット・ノベラゴラム α)

評価数:0


名前:とある神様の恋愛ゲーム
HP :15
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・加速剣
 ・鑑の剣
 ・加熱剣
 ・衝撃剣
 ・絶対剣

設定:
キスには何が必要なのだろうか。

「tapioka」のファンがごうごうと音を立てている。
美しい噴水はここには無い、ただ煙がファンに流れていくだけだった。
夜の夜景も、高級レストランも必要ないのだ。
ただ愛する人と唇を重ねるだけで、素敵な時間が訪れるのだろう。

私は考える、私の愛する彼の事を。
恋はゲームのように繰り返すことは出来ない。
ワンコインクリア? それとも完全勝利?
恋は対戦ゲームなの?
攻略の手がかりは無いのだろうか。

「デートの帰り、別れ際に手を離さない、そこで彼の目を見て告白しちゃお☆」
携帯の恋愛サイトには、そんな言葉が書かれていたが、デートか……デートに誘えばいいのね。
告白、そしてキスのコンボが完成するはず。

自販機の前でミネラルウォーターを飲みながら彼を探す。
「神さま、何してるの」
後ろから流海の声がした、ターゲットが後ろに居たとは誤算です。

流海は無造作ヘアーなのか寝癖なのか分からない髪形だった、サイドの髪のはね方がとても可愛い気がした。
チェックのシャツも似合っている、顔に似合わず肩幅は大きくて可愛い。
靴の結び方がいつもちょっと下手なのも可愛いと思う。結んであげたい。
私は何を考えているのだろう、何をしないといけなかったのか。
何だったかしら。
……デートだった。
デート? どうすればデートに誘えるの? 言えばいいのかな?

「流海……よかったら週末にデートしてほしい」
考えも纏まらないまま言葉が先に出た。
流海をデートに誘ってしまった。恥ずかしい。
「ええっ!? ……いいけど、急に、どうして?」
どうしてと返された、どうして……って、えっと、キスするから。
キスするだなんて、そんな恥ずかしいこと言えないよ、どうしよう。
私がもじもじと言葉を詰まらせていると、流海は恥ずかしそうに言った。
「えっと……俺のこと、好き、なのかな」
「う……ん、す、好き」
キャー告白してる、どうして今してるの?
どうしよう、この次はキスしちゃうのかな?
コンボが繋がっちゃうよう。練習したことないコンボが実践で繋がっていいの?

恥ずかしくて顔を上げれなくて下を向いていると、流海が耳元で「キスしたい」と囁いてきて、私はますます混乱してしまう。
キスしよう、でもどきどきして首が全然動かないよ。
ラブラブ空間が広がり二人だけの世界でキスをしよう。
手を繋ごう、そうすればきっとキス出来ると思う。
私が手を動かそうとしたその時、流海の手が私の手の甲にそっと乗せられる。

「神さま、キスしてほしいな、俺の事好きなんだよね」
あれ、おかしい、キスしちゃう、あれ……あれ? あれ?
流海の唇が、私の唇に重なったとき、私の心は穴の開いた水風船のように、涙を流してしぼんでしまった気がした。

私は流海の肩をぐっと押し離し、立ち上がる。
そしてそのまま背を向けて「流海の馬鹿」と呟き、走って帰ってしまった。

どきどきして、デートしたくて、告白したくて、キスしたかったのは私だ。
好きなのは、私だけじゃないか。
恥ずかしい、馬鹿……馬鹿みたいだよ。
うー、流海の馬鹿。そんなキスじゃ嫌だよ。


オーナー:hosa

(出典:マーガレット・ノベラゴラム α)

評価数:3
(L_D)(niv)(player35791)


かわいい。 (niv)(11/16 07時23分30秒)