名前:えぬえむ
HP :10
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・加速剣
 ・加護剣
 ・加熱剣
 ・衝撃剣
 ・障撃剣

設定:
事の始めはいつもの如く。
修行と銘打った一方的な虐待からだった。

剣を叩き付けようが魔法を連打しようが、剣匠はえぬえむの攻撃を軽々いなす。
「ほーれ隙ありっ」
「ぐっ!」
空中へ跳ね飛ばされるえぬえむ。それを逆手に取り、距離をとりながら態勢を立て直す。
「おらよっと」
全く本気とも思えない掛け声と共に剣匠は腕を振るい、えぬえむの姿勢を崩し、地面に叩きつけた。

「今のおかしいでしょ!?」
「あの程度の遠距離攻撃、避けない方が悪い」
「こんなバケモンどうやって勝つのよ…」
「他のヤツならいざ知らず、お前じゃ俺には勝てんよ」
「じゃあどんな人が勝てるってのよ」
「でかい大会の覇者とかにはさすがに勝てんだろうなー。エスナとか紫電ファミリーとか。星見の塔の頂の撃鉄とか。
そうそう、星見の塔といえば近々でかい大会が行われるらしいな」
「……」
「ほー、見返してやろうって顔してんな。無理無理無理無理カタシムリ。お前じゃよくて二回戦敗退がオチだろ」
「やってみなきゃわからないわよ」
「まぁそれもそうだな。やれるもんならやってみな」

というわけで武器庫から色々ちょろまかして万全の準備を整え、愛しの妖精と一緒に星見の塔までやってきた。
受付を済ませ、「決勝で会おうね」などとベタなフラグを立てて。

一回戦
シードであった。正直戦って勝てそうに無い相手が多かったのでちょっと安堵。
次の試合のために修練をする。

続き(激闘編)はまた次回

イラスト:staraiZさん


オーナー:nm43291

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