名前:ギヨ
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:1
剣技:
・笑茸 ・Boost ・Assault ・Assault ・竪琴 ・円楯 ・篭手 ・飄石10 ・飄石10 ・飄石10 ・飄石10 ・ナナナネネノ ・ナナナネネノ ・ギルド証
設定:
ギヨは今回の冒険ではずっと戦闘を避けていた。理由は自分の服を汚したくないから。誰かに助けを求められない限り、彼女はそのまま遠くでサボっているだろう。
白山に茸熊や蜃気楼、変な乗り物などの怪奇現象が起きてから、彼女は前線と一層距離を置いて戦況をしっかり見守ていた。ピンチのときに仲間を助けに行くためではなく、戦場からいち早く離脱できるためだった。
そして今白山の神が現れて、戦況がより激しくなった。彼女はそろそろ離脱すべきと判断した。しかし、数歩も歩かないうちに、ふらふらしているスミェールチに出くわした。 スミェールチは弱っているように見えたが、外傷はなく、手が泥にまみれているだけであった。
スミェールチも彼女に気づき、残り僅かな魔力(おそらくテレパシーの類の魔法)で彼女に話しかけた。
「頼みがあります。私の代わりにミツカミを倒してくれないか、方法は……」
「討伐依頼は別料金です。」
予想外の返答にスミェールチは呆気にとられた。
「ギルドの仲間じゃないのですか?これはギルドのクエストでしょう?」
「ギルド員としての役目はもう果たしたのです。撤退ルートを用意していました。ここを去りたいなら、道を案内します。どうぞ。」
ギヨは彼の後ろの山道を指差した。
スミェールチは深いため息をついた。
「…今度は何が欲しい?」
「……あなたの髪につけていた宝石すべて。 どうせまた生えますから、あなたにとっては大したことはないでしょ。」
彼女がどこからその情報を知ったのかは分からないが、スミェールチにはそれを追求する気力は無い。彼は同意してうなずいた後、その場で倒れこんだ。もう立つ力がないようだ。
ギヨは彼の横に跪き、彼の手を握ってテレパシーの魔法をしやすくにした。スミェールチは、髪の宝石の使い方や、彼本来の戦術を教えた……どれもギヨが考えたものとは大差ないものだった。
「もうひとつ、できればミツカミの首や手足を切り取って持ってきてください。それを生贄として、私の神へ捧げたいのです。」
「追加料金を気になさらないのであれば、最善を尽くします。ただ1つだけはっきりさせておきたいのは、もし私のドレスが汚れたら、新しいドレスをお支払いいただく必要があります。」
「構いません……」
力尽きたスミェールチはその場で眠った。
ギヨは自分のエプロンと頭飾りを脱いできちんと畳んで地面に置いた。怪物を解体したら服が血まみれになるだろう、汚れるものが一つでも少なくなりたいと彼女は思った。
スミェールチのそばに置いていた竪琴が勝手に音を奏で始めた、まるで誰かが演奏しているように。
「どうやらここはあなたに任せればいいですね。」
無人の竪琴に向かって言葉を残したギヨは、スミェールチの髪からいくつかの宝石摘んで、ナイフと投石器を持ってミツカミのいる方に向かった。
彼女は以前一緒に戦ったことあるギルド員を探しに行くことになった。
おまけA
ギヨは幽霊が見える。
ギヨが最初の屋敷で働いていた時にスミェールチと面識があった。優秀なメイドである彼女は、すぐにスミェールチのことに気がついた。しかしスミェールチは彼女のことを一切覚えてない。何しろ、彼にとって人間のメイドは覚える必要はない。
オーナー:theta
評価数:7 (sunatower)(c)(84n)(EscaeP)(winuin4038)(kusa_hen)(ポーン) ギヨさんの会話が見れるのも嬉しいですが、絵の迫力に圧倒されます・・・本当にすごい・・・かっこええ・・ (sunatower)(04/24 00時10分40秒)
かっこいいーー!!!! (84n)(04/24 02時45分35秒)
陰翳が美しい!かっこい! (EscaeP)(04/24 05時05分50秒)
うつくしい (ポーン)(04/28 16時28分26秒) |