名前:ギヨ&イワン
HP :5
攻撃力:1
防御力:0
素早さ:5
剣技:
 ・王国認定ギルド証&ブレイドバラード招待状
 ・笑茸
 ・Boost
 ・Boost
 ・Assault
 ・Assault
 ・Assault
 ・Assault
 ・Assault
 ・竪琴
 ・鋼糸
 ・鋼糸
 ・弓箭
 ・弓箭
 ・発勁
 ・贋作剣偽のデミウール
 ・大男ベアーグ
 ・発勁

設定:
主人を失ったナイフ達

1
ギヨとイワンはかつて同僚だった。二人ともある一族に仕える上級使用人だった。
他の一般の使用人と違って、彼らは幼い頃から当主に育てられ、戦闘訓練も受け、普段は暗殺やボディーガードの仕事もこなしている。ある意味、彼らは一族の中心人物に最も忠実な私兵であり、道具とも言える。

一族の末女や末子が生まれてから、ギヨとイワンは末女や末子それぞれの専属使用人になった。
彼女たちの国は反乱やクーデターが多く、そしてあるクーデターで一族は暗殺され、粛清された。ギヨは幼い末女を連れて何とか逃げ出したが、追う手は止まらなかった。数ヶ月后、あちこち逃げ回していた彼女は同じく逃亡していたイワンと、彼が連れている末子たちと合流した。こうして彼女たちは逃亡しながら、交代で敵の情報を仕入れていた。やがて、彼らは見知らぬ異国に逃げ込み、身分を偽ってやり直し、そして復讐の準備をしている。

ギヨは死んだ主人から取った宝石をずっと持っている。
今でも宝石に憑いた亡き主人の亡霊の声に耳を傾け、復讐の計画を練っている。


2
アルミラージ狩りの後、イワンはアルミラージの一匹を捕まってマリアに贈ることを考えていたが、いくら弱くてもアルミラージはブレスタであり、危険性があるため最終的に諦めた。

マリアが以前、怪我したウサギを飼っていたことがあった。ギヨと一緒に大切に育てていたが、ウサギの容態は好転せず、やがて亡くなった。偶然ウサギの死体を見つけたイワンはマリアとギヨが気付く前にこっそり埋めた。
ウサギがいなくなったことに気づいたマリアはギヨを連れてあちこち探して回った。途中にギヨはそのウサギの姿を見たが、マリアには見えなかった。不審に思ったギヨはそのウサギを追いかけて森の奥に行ったら、「ウサギ」が消えた。彼女は地面の小さな盛り上がりに気付いた。その後、帰ってきたギヨはマリアにウサギが元気になって去ったらしいと教えた。
たまたま窓際にいたイワンは、ウサギ探しの一部始終を見ていた。



おまけ
ギヨとイワンはかつて同僚だったが、当時の二人はあまり交流したことなかった。仕える相手も違うので接点も少なかった。
今まで彼らは、自分のことを「人」ではなく、「主人の道具」としか見ていない。しかし、一族の末裔との長い逃亡生活の中で、この考えは彼ら自身でも気づかない変化を遂げているかもしれない。


オーナー:theta

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