名前:舞踏するドール、ファルト
HP :10
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・加速剣
 ・加熱剣
 ・加護剣
 ・衝撃剣
 ・指導剣
 ・指導剣
 ・粉砕剣

設定:
ずっと遊ばれていなかった。
大きくなった子供は、僕たちの事を忘れてしまうみたいだった。
そうして何時しか、捨てられることすら忘れられたまま、僕は部屋の隅の箱の中でひとりでに朽ちるのを待つだけだった。
そんなあるときに、声が聞こえた。「あらあら。」なんて。
とうとう僕もおかしくなったのかなぁ。なんて思っていても、声は聞こえる。
「こんな所で忘れ去られてしまうなんて、不運なものね。でも、今までとの事を比べたら、釣り合いが合わないわ。」
たまたま鍵穴のすぐ傍だった事を良いことに、外を覗く。そこには確かに、人の姿をした見知らぬ誰かがいた。
その人が杖を一振りすると、光が降って来る。
「まあ、これで釣り合いは取れるかしらね。」なんて言いながらその人は何処かへと消えた。
その日以来、僕たちは夜の間だけ、鍵を開けて外に出られるようになった。
そうして僕たちは、夜に自由に遊ぶことを神様みたいな誰かに許された。許されたから、ここでこうして、目一杯に踊るのさ。

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記録「ファルト」

ドール、ファルト。小さな人形。
楽しい事が好きだった。遊ばれることを望んでいた。もう、誰も来なくなった部屋でひたすらにそれだけを望んでいた、半ば心が壊れた人形。
夜の間の自由を手に入れ、夢心地で踊る人形。だけれど半ば壊れているが故、やはり弱い。
あの神が壊れた彼の幻覚だったのかは、彼自身すらもわからない。

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お疲れ様でした。負けました......やはり構成力が......
個人的には、この部屋は普通に定期開催したいですし、他のBladeRondoシリーズオマージュの部屋も作りたいですね。

本当にくだらない余談なのですが、やはりBladeRondoではラグランジュさんが好きです。考察のしがいもありますしね。
果たして、元人間だったのか、あるいは最初から人形なのか、それとも腹話術云々が真っ当な嘘なのか、うーん......
まあそもそも、基本的に設定が何処まで決まって居るかって話ですしね。まあ、有るならいつかの何処かの機会で知りたい感はしますね......強欲なんで......


オーナー:ytyt690

評価数:3
(「こうやどうふ」)(theta)(ポーン)


ストーリー切ないけど好きです。ファルトの未来が気になりますね。ほかのオマージュ部屋も楽しみです (theta)(09/27 12時28分20秒)