名前:桐来 八【Dead_or_Undead】
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・召喚剣<0/4/0/3/高高高/インデント>
 ・召喚剣<5/1/0/4/熱熱斬斬/行間>
 ・召喚剣<30/0/0/2/盾盾/栞>
 ・召喚剣<50/0/0/0//物語の端>

設定:
「でさー、そしたらその子の彼氏が、『牛乳飲み過ぎて腹壊したからいけない』とか言ってさ意味わかんないの。超ウケるw だから私は――」
 入院している理由は、聞かなかった。てまりは楽しそうにお菓子を食べながら話しを続けていて、私もそれは心地よかったからそれに頷いていた。お菓子は食べなかったけれど。カーテンから部屋へと織り込まれる明かりは穏やかで、病院の特有な暗い雰囲気はあまり無かった。
「そーいえばさ、血が付いてるけど、それ」
「あ、うん。さっきね」赤い人を受け止めたときについた血だ。表面は乾燥してパリパリに固まっている。手袋と袖の、比較的広い部分にそれは広がっていて、多分水でゆすいだ程度では落ちないだろう。どうにかしないとなぁ。
「なんで手袋つけてるの? 暑くない?」
「んー。まあ、ねぇ。あんまり、肌を見られるの、好きじゃなくて」
 てまりは、へぇ、と、軽く流した。お互い、あまり深くは触れないでいた。空気を共有しているだけで、それで十分だった。深くを知るには早すぎるだろうし、でも、多分きっと、しばらくすれば、何かを明かすには遅すぎてしまうのだろうけれど。

「ちょっと、様子見てくるね」そういって私は、赤い男、ええと、行科 宮って言ったかな。彼のところに向かう。あまり面倒なことは嫌だったけれど、彼が心配じゃないかといったら嘘だ。
「あ、桐来さん。どこ行ってたんですか、探したんですよ」
 廊下を歩いていると、エッチなビデオとかに出てきそうなセクシィメガネのナースさんに見つかった。緊急外来で受け入れのときに担当していた人だ。おっぱい。
「行科さんはどうですか?」
「命には別状はないです。目立った外傷も特になし。あとは、脳に異常が無いかを調べて、って感じですね。もうしばらく時間が掛かります」
 割と大丈夫らしい。少し安心して、ってまあ、おかしな話だけれど、ともかく、良かった。
「その間、どこにいればいいですか?」
「そうですね、一旦家に帰って頂いて、後日連絡をとります。行科さん、両親とも他会なさっていて――」
「私、実はケータイも電話も持ってない(そして家もない)んですよね。どうしましょう。というか、まあ、実際、行科さんと関係って、全然ないんですよね」
「えっ」
 ……あーあ、ほんと私、なんでここにいるんだろう。

 なのに私は、次の日も病院にいた。頭に包帯を巻き、目を覚まさない宮の横で座っていた。てまりと、おしゃべりをしながら。
 同じ、病室だった。


オーナー:clown

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