名前:行科 宮 【ぶらり湯けむり夢きぶん編】
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:2
剣技:
 ・召喚剣<0/5/0/3/高高/ようこそ聖域温泉へ>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速熱護衝絶/メイデア>
 ・召喚剣<25/0/0/2/斬護護/ブラインダ>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速熱熱衝絶/ヒーティア>
 ・召喚剣<5/0/0/3/鏡鏡鏡鏡鏡鏡/3人の瞳>
 ・召喚剣<40/0/0/1/死/どこへでも行ける切符>

設定:
今日日水曜どうでしょうでも無いぞ、3日電車て。シャワー設備が無ければ即死だった。
とりあえず俺たちは漸く目的地に着いたわけで……温泉に、やって来た訳で……。

勿論目的は温泉だけじゃないんだがね、俺もこの娘達も。



ホームを道なりに歩いていくと、陽光燦々と降り注ぐだだっ広い通路に出た。
壁も床も柱も、足跡着けたら雑巾にされちまいそうな程白く輝いている。材質はなんだろな?大理石?ヒュー。

高所にでもあるんだろうか。涼やかな風がごうごうと廊下へと吹き付ける。

「風、強いね!」桐来がはしゃぐ。どうしてお前は手ぶらなんだ。でも服は変わってる、謎だ。
「ホント、飛ばされちゃいそう!」てまりちゃんそれはな……  ううんなんでもない……。
ああ、前髪が風に吹かれて鬱陶しい。オールバックは似合わないんだよなぁ俺。切ってくりゃよかった。



数分歩く。途中お土産ショップでまた時間を食われる。お土産の一部はその場でてまりに食われる。
そして、廊下よりも幾分狭いエントランスホールへ辿り着く。

温泉マークののれんが天高く掛かっている。
その直下に胸にマトリョックスマークの着いた和服の女性が……女中さんのようだ、だがその容姿は人間のモンではどうやらない。
全パーツ球体間接。
左の耳からは放射状に広がる金のアンテナ。
左の目から頬にかけてはチェレンコフ光的な青のライン。
顔上半分はメタリックブラック。どう見てもロボだこれ。

「ようこそ聖域温泉へ!私当館のご案内を務めさせて頂く『メイデア』と申します」
恭しく、深々と礼をする、きっと45度ぴったりなんだろう。

「当館の利用は剣士とそのお連れ様に限らさせて頂いております。」
「その為、お客様方にはお手数ですが、簡単な《ボディチェック》をさせて頂きます。」

荷物をできる限り隅に置く俺と静原。この後の事は大体予測がつく。
荷物の無い桐木はぴょんぴょん飛び跳ねている。準備運動か?

「私メイデアが、特定のテンプレートに基づいた構成を提出させて頂きます。お客様にはそれを討ち破って頂くだけの簡単なチェックで御座います。」
俺は思わず盛大に溜息を吐いた。
「それでは剣を御取り下さい。」
構える女中ロボの手に剣が生成される。ああ、やっぱりね。やっぱそーなっちゃうか。クソめんどくせぇ。


オーナー:elec.

評価数:1
(piyo)


メイデアかっこいい! (piyo)(03/09 00時15分36秒)