名前:静原てまり 【現実より】
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:5
剣技:
 ・召喚剣<20/0/0/2/命命鏡鏡/水色のパーカー>
 ・召喚剣<25/0/0/2/死死命/ピンクのミトン>
 ・召喚剣<10/5/0/1/高毒/お気に入りのリストバンド>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速速熱衝衝/泥のついたスニーカー>
 ・召喚剣<15/1/2/2/熱斬/丈夫な手提げ(民族調の刺繍入り)>
 ・召喚剣<10/0/0/4/熱熱衝衝/宮のマチェット(中)>
 ・召喚剣<20/0/1/1/死護/宮のマチェット(重)>
 ・召喚剣<20/0/0/2/速熱盾重/宮のマチェット(やや重)>

設定:
カンカンと照る太陽の下、私とてまりと見知らぬ中学生。は対峙していた。

「君、名前は?」

相手の眉間にレイピアの切っ先を突きつけながら尋ねた。
なぜ名前なぞ聞く必要があるのか。自分でもよくわからない。敢えて言うなら、物語を先に進める必要があるから、かな。
見知らぬ中学生は素直だった。
「………行科…宮。」
世界を拒絶しきれない彼はわずかに唇を動かして呟いた。

***

カンカンと軒を打つ雨の音だけが耳に響く。
行科宮(23)は息を殺して相手の出方をうかがっていた。
ボウガンとマチェット。こちらが不利のように感じる。バイクがあれば別かもしれないが、
(バイクはダメだ………!)
ピザが攻撃を受けるわけにはいかないからだ。身を守るものはヘルメットだけだが、満足せねばならない。どちらにしろ重要なのは「相手の矢があと何本あるか」。あるいは…。
フと気がつくと、
(重い…)
思考に伴って、せっかく軽く軽く研ぎ澄ましたマチェットがずしりと手首を圧迫していた。
(やばい、無、無、無…)
雨のリズムにのせて思考を洗い流し、武器の軽さを取り戻す。
(よし…)
口の端で微笑む。
と、

バシュ!!

足元へ、強烈な一撃!
(堪え性のないヤツだ!)
姿の見えぬ敵に悪態をつき、それでもじっと待つ。集中力は限界を越えて高まる。
バシャバシャと相手の走る音を聞くと、さすがに隠れきれないという気がするが、まだだ。

相手は距離を保ちつつ移動する!射程距離に俺の姿をとらえた!
ボウガンを構える姿が俺からもちらりと見えた。
カン!カン!カン!
軽く研いだ幅広の刃を的確に構えてボウガンの三連撃を極限の集中力で受け止める!
「チッ」
と相手の舌打ちが聞こえた気がした。聞こえるわけはないが、それぐらい相手の心理をなぞれているということだ!相手が矢を装填する隙に、ザッ!と生け垣を飛び越えて至近距離へ近づく!
「間に合わねえよ!」
マチェットに重さをのせて振り下ろす!盾にしようと相手が構えたボウガンを、砕く!
「チッ」
今度こそハッキリと聞こえた。
「死ねぇええええええええ!!!!」


殺すのか?
「また」殺すのか?

(さっきのは……正当防衛だ…)

そうじゃねえだろ。わかってる癖に。

(………)


宮はマチェットを下ろした。
「…殺さないのか?」
「先に質問させてくれ。なぜオレを襲った?」
「決まってるだろう。お前がこのゲートのオーナーだからさ」
ゲート?
オーナー?
聞き慣れない言葉に首を傾げる。
「自覚がねーのか。まあ、自覚のないオーナーはたまにいる。要するに、お前を殺せば殺した人間がこのゲートを手に入れられるのさ。すでにこのゲートには多くの人間が迷いこんでる。沸いて出た泡のような悪意……つまりオレのようなやつのことだが……には格好の餌だ。」
やつは逃げるように身を引いた。
「ここなら出たいのか?なら、考えるべきだ。このゲートがなぜ生まれたのかを」

そう言って第二の敵は消えた。


オーナー:samantha

評価数:1
(niv)


「聞こえるくらい相手の心理がなぞれているということだ」とはすごい自信ですね。実は勘違いだった、なんてことがないようにがんばってください。(評・川崎 洋) (niv)(03/28 14時18分04秒)