名前:考剣学概論A
HP :0
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:2
剣技:
 ・古代臥竜剣
 ・古代臥竜剣
 ・古代臥竜剣
 ・古代臥竜剣
 ・古代臥竜剣
 ・古代臥竜剣
 ・古代臥竜剣
 ・古代臥竜剣

設定:
 途心と剣の観点から大災害以前〜現代に至るまでの人類の歴史と進化を再構築する学問。それが考剣学(margueritelogy)である(『考剣学入門』前文より)

☆旧石器時代の途心と剣について――人類史における剣の出現

 人類が霊長の座を獲得するに至った大きな要因として、途心の獲得と剣の運用の二つが挙げられる。
人類は(最初期のそれは3〜5点程度の微小なものであったが)途心を獲得した。
途心の獲得は人類のポテンシャルとキャパシティーを大幅に拡張した。
即ち、直立二足歩行の始まりである。
途心の獲得によってもたらされた直立二足歩行により、人類は空いた両手で剣を振るうことを覚えた。
当時、途心は世界のあらゆる座標に満ちており、全ての人類はその莫大なリソースを隔てなく活用することが可能であったと考えられる(“莫大な”とは相対的な表現である。後述。注1)。
憶測の域を出ないが、この頃には剣士という概念はまだ存在していなかったと思われる。
注1:現在は、途心の総量は恒久的に不変であり人口対途心比の変化のみが存在する、とする説が主流である。

当時の剣は石を打ち欠いて刃を付けたものに斬撃という現象を宿らせただけの、剣というよりもむしろ刃に近い非常に単純なものであった。
が、剣という概念の根本は、現在に至るまでそこから然程変化していない。
それらは、現在我々が剣と呼称するものとはかなり雰囲気を異にするが、機能自体は現在の斬撃剣に近いものを持っていたということが発掘の結果からわかっている。
考剣学では、それらの石製斬撃剣群を「石刃(せきじん)」と呼ぶ。
初めに斬撃剣ありき。斬撃剣は全ての剣の原型であるといえるだろう。

 途心の獲得は人類にさらなる進歩をもたらした。
火の使用である。
ここで、それまで自然の領域にあった加熱という現象は人間が制御可能な行為となり、概念としての加熱剣が誕生した。
この時点では具体的な形を持った加熱剣は存在せず、火をおこす一連の行為がある種の加熱剣として機能した(『初心者のための途心哲学』33頁3行目「この世に剣でないものはない」)。
具体的にいつ頃人類が加熱剣を獲得したのかについては、未だ確固とした証拠は発見されていない。今後の発掘調査の結果が待たれる。

 これら二振りの剣の出現によって、人類の能力は爆発的に進化したのである。
こうして人類は焼肉剣を手に入れた(←たぶん教授のジョーク)

⇒次回の講義は縄文剣について。『考剣学入門』第3章を通読のこと。

――王立通信大学 哲学部 史学科 考剣学研究室 1回生 古刀古刀古(ことう ことこ)のノートより

※本文は実際の考古学とは一切関係がありません。


オーナー:karano

(出典:マーガレット四隅突出型墳丘墓)

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(samantha)


nivさんにしては上品だと思ったら (samantha)(06/04 00時08分00秒)