名前:適当伯シャロロム
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:6
剣技:
 ・召喚剣<5/0/1/3/速熱熱衝絶>
 ・召喚剣<5/0/0/3/速護熱衝衝衝/帰ってきたスイーツ京子>
 ・召喚剣<5/0/0/3/速護熱護重重/大砲>
 ・召喚剣<5/0/0/3/速護熱護重重/足裏健康大砲>
 ・召喚剣<5/0/0/4/速護熱衝衝/少年はナイフを取る>
 ・召喚剣<5/0/0/3/魔魔魔鏡鏡魔/本能の愛>
 ・召喚剣<10/0/5/1/盾魔/マジックシールド>
 ・召喚剣<50/0/0/0//ジュライラ>
 ・召喚剣<50/0/0/0//閉塞の五度>
 ・召喚剣<5/0/0/3/速魔魔魔魔速/フリダ>
 ・召喚剣<5/0/0/3/速魔魔魔魔速/フリダ>
 ・召喚剣<20/0/3/1/回2回3/拒絶の壁>
 ・召喚剣<5/5/0/2/毒毒>
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/1/0/4/毒毒毒毒/フィーグムンド>
 ・召喚剣<40/0/0/1/死/デカセクシス>

設定:
 ある朝ウツセミが目を覚ますとベッドの中で管を繋がれた重病人になっているのに気づいた。
 いや、本当はずっと気づいていたのだ。ただ視界の隅に追いやっていただけで。
 今わの際に、子供たちよ、夢に見たのはお前たちのことではなく若き日に熱中したゲームのことであった。ただ、最初の娘京子のことばかりが何度も出てきた。お前たちについては私は、満足のいく生を送っていると安心している。だが、幼くして命の終端を迎えた京子のことは今も心残りだ。
 京子が生きていればどんな姿になっていたのか? 何の仕事をしていたのか? 私はマーガレットに思いを委ね、様々な京子の予想図を描いた……
 愛とは物質や肉体が本質ではない、愛とは血の愛だ、血として残ることだ。誰もがそれを本能では理解している。
 お前たちは京子を知らぬ。もはや妻もこの世にはなく、私が最後だ。私の死とともに京子の記憶は宇宙から消滅する。最後の瞬間まで密度濃く京子を思う義務が私にはある。
 お前たちは血の生物の愛の道のりを行け、そして願わくはマーガレットのキャラとしてネットに放流された京子の血が、複雑な誤読と脚色と脱胎を繰り返しながら人の記憶の中を生き抜き、繰り返されるデッドコピーの果てに無限遠の彼方でオリジナルとして再生され愛を受けるように。
 そのような最後の演説も一つとして言葉にならず、薄く開いただけの目で天井の明かりを見ながら意識の遠のいていく呼吸器の中の薄く目を見開いた私。


オーナー:niv

評価数:1
(elec.)