名前:軋森 めーこ
HP :5
攻撃力:5
防御力:0
素早さ:6
剣技:
 ・命の剣
 ・命の剣
 ・心の壁-融解-
 ・心の壁-融解-
 ・心の壁
 ・ネピュラススプリット
 ・失われた記憶
 ・掌握-道-
 ・掌握-間-
 ・ワンダリング絶望
 ・命の剣
 ・全宇宙のカタストロフ

設定:
めーこが何時から"それ"を"それ"と結論づけたかは、彼女自身にも定かではないが、ある日唐突に彼女は自意識に目覚めた。
それは緩やかな覚醒ではなく、青空に隕石のような、急激な衝動だった。
彼女は知った。この世界には自意識とそれ以外のものがあると。
そして、どうやら自分がコントロールできるのは自意識以外には存在しないということも悟った。
その瞬間から、彼女は彼女でないものとの間を壁で隔絶した。
世の中には自分ではどうしようもないものがある。
指先は星の運航を阻害できないし、チョップでは地球は割れないし、言葉では人とは心の理解できない。
めーこがそのとき感じたのは無力さではなく、一種の喜びであった。

そう!世界は理不尽!無理なものは無理!ダメなことはダメ!

愉快だった。世界はこんなにもどうしようもないことで溢れているのが、滑稽であり、自分がちっぽけな存在であることを理解できたのが楽しかった。
ここから始まるのだ、彼女の自己が、成長が、未来が。
彼女は世界についてどうしようもなく諦めていたが、底抜けに明るかった。
彼女は信じていたのだ。これだけ理不尽な世界にはきっと、自分が想像もしない理不尽がもっとあって、それは私を成長させてくれるだろうと。
そして、これだけ世界が理不尽なんだから、きっと理不尽な神がどこかにいるのだろうと。
それらを思うと、めーこは楽しくて仕方ないのだ。

彼女は疑わなかった。物語はいつもハッピーエンドだと。
そう、これからの自分の人生は、この理不尽達を皆殺しにすることから始まるのだ。

・・・控えめに言って、軋森めーこは狂っていた。


オーナー:nitoro

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(utsm4)(takatei)