設定: およそ及びもつかないほどの昔に作られたピーナツ味の瓶詰めスプレッド。 乾き凝り固まったその中身には、持ち主が一舐めした際についた指紋が残されている。 彼は、一体いかなる生物であったのか。 何を思い、過ごしていたのか。 今や知る術もない。
オーナー:roV
(出典:マーガリン)
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設定: 食べ物としての機能はすでに失われている。 その時点でピーナッツバターとしての存在意義は微塵も残されていない。 一方で、その表面に刻まれた形跡の主にとっては。 彼にとっては、このピーナッツバターだけが彼の存在した証となっている。 その重要さは、彼にとっても、そしてピーナッツバターを見つけた人々にとっても、かけがえのないものだった。 だが、ピーナッツバターは何も語らない。