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何かが、何かがおかしい。
そう思った時には大抵すでに取り返しがつかないものだ。

オーナー：roV

(出典：マーガレット弟切草)

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そもそもどこに間違いがあるのかすらよくわからない。
その時点からすでに間違えているのである。
そんなわけで、彼は色々と間違っていた。

オーナー：roV

(出典：マーガレット弟切草)

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ふと気付くと肉と人参を手にしていた。
心の赴くままカレーを作り、そしてそれを食した。

結局彼は何なのか。
彼は、カレーを作りに来たのか。
彼は、カレーを食しに来たのか。
彼は、カレーを見せつけに来たのか。

しかし、彼はここで気付いてしまった。
そもそも彼も、彼の存在するこの世界も、全てはカレーの鍋の中の具の一つに過ぎないのだ。



全ては、カレーに帰結する。

オーナー：roV

(出典：マーガレット弟切草)

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