名前:宇宙のぴよらっと
HP :20
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:1
剣技:
 ・加速剣
 ・鑑の剣
 ・鏡の剣
 ・鏡の剣
 ・鏡の剣
 ・鏡の剣

設定:
暫時の間。ぴよぴよとひよこに似た鳴き声だけが神々の空間に響く。
むにむにと蠢く白丸うさぎ風獣のドヤ顔は、神の創作物でありながら冒涜的な超然さすら湛えている。
抱きかかえて放り投げる神も居れば早速ゲームを教えようとする神もいた。皆往々にして楽しければどうでも宜しいようだ。

だが青唐辛子を創作し終えた神だけが眉根に怒りを、両手に出来立ての青唐辛子を携えて立ち上がる。
「なあよく聞け神。いや便宜上ぴよ神と呼ぼう。お前に『ぴよらっとを知らない人間にぴよらっとを説明するときにぴよらっとって言葉を使うなよ言語障害か?』という言葉を授けよう。ありがたく賜れ。あと俺の創作物も賜れ。」
青唐辛子をぴよ神の両目に1本ずつブッ刺しながら、口先だけはあくまでも優しく、ちゃんと説明しやがれと詰め寄った。
「ぶわぁぁああ目が辛いよおお。…じゃあこう言いましょう。スーパーアルティメットラブリークリーチャーオブラブ生物ぴよらっとです。」
一度の瞬きで青唐辛子で破壊された両目を復元しながらぴよ神は堂々と答える。その顔はどことなしか足元の白蹴鞠と似ているではないか。
「ははーんまさかお前アホだろ、まあ前々から気づいてたけどよ。長くすりゃいいってもんじゃねえぞ一切説明になってねえしってかクリーチャーって言ってるじゃねえか。」
今度は青唐辛子をパキリと半分に割って、また何か言おうとしたぴよ神の両目に突き刺す。
冒涜的な悲鳴を上げて悶えるぴよ神を放っておいて、神々は今度こそぴよらっとで遊び始めた。

「まあこんな白餅で遊ぶより話し合う事があるだろう。」
ぴよらっとを手慰みにしながら神のうち一人が呟く。
その言葉を皮切りに神々があの事を話し出す。
究極に愛らしい、ぴよらっとよりも素敵なあの生物の事を。


オーナー:elec.

評価数:1
(hosa)


目が辛い系 (hosa)(11/29 01時46分12秒)