名前:カラス
HP :15
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・鏡の剣
 ・魔毒剣
 ・魔毒剣

設定:
「JuNよ…」
カラスは困っていた。
というのも、山道を歩いていたら急に「もののふ!」と声を掛けられ変なおじいさんのいる場所まで拉致されたことが始まりだった。
おじいさんは自らを適当仙人と名乗り、カラスを拉致した男は熱力童子と名乗った。
「JuNよ…この世界を盾で凌ぎ切るのは難しい…時代は毒じゃ…毒を持つのじゃ…遅延毒がいい…遅延毒を持ちなさい…ラーメン食べたい…」
どうやら彼等はカラスをJuNとかいう別の人間と勘違いし、説教をしているようだ。
熱力童子は仙人の言葉にうんうんと頷いているが、カラスには彼等が何を言っているのかさっぱりだ。
「あの…非常に申し上げにくいのですが…私はJuNという方ではありません」
カラスが意を決して真実を告げると、仙人は目を大きく見開き、驚愕した。
そして、熱力童子を手招きしてなにやらひそひそ話を始めた。

「ちょっとどうなってるんですか?」「僕はもののふを見つけたので連れて来ただけです」
「え、じゃぁJuNじゃないのでは?」「でも、コイツも性別わかんないから、JuNみたいなもの、いや、ほぼJuNですよ」
「JuNってもののふでしたっけ?」「さぁ。でもコイツはもののふですよ、僕が言うから間違いないです。それにJuNとコイツは似たようなモノなので、JuNももののふなんじゃないですかね」

どうやら、話がまとまったらしく、彼等はカラスと向き合ってじっと見つめた。
「オヌシ、名前は?」
「カ、カラスです」
名前を聞くと、二人は頷きあい、そして、仙人はコホンと咳払いをした。
「では、カラスよ…この世界では…」
「え!?」
謝罪も、弁解も、何の説明もなく説教が再び始まった。
あまりの出来事に硬直するカラス。

こうして、流されるままカラスは毒の剣を習得した。


オーナー:nitoro

(出典:マーガレット・ベノムスワンプ)

評価数:4
(kusa_hen)(kusa_hen)(mayo)(utsm3)


ラーメン食べた い (kusa_hen)(07/02 00時49分11秒)

ちゃんと背中に便座カバー装備してる。 (mayo)(07/02 13時58分25秒)