名前:焼けたフェンスで肉を焼く者あり。
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・加速剣21
 ・加速剣
 ・造柵剣
 ・加熱剣
 ・七撃剣
 ・重撃剣

設定:
焼け続けるフェンスを素手で掴んで、片手で持ち上げる。
並べられた華をもう片方の手で、丁寧に、一つ一つひっくり返す。香ばしい肉の匂い。
揺らめく視界。流れ滴る汗。眼底に映る炎。ちりちりと焼けながら、蒸気を発する全身の筋肉。肉の脂身から吹き上がる泡が弾ける。

刻が加速し、想いが滾る。
命を燃やすのか。それとも命に燃えるのか。
想いを燃やし、ただその瞬間を待つ。溜めに貯めて、想い焦がし焦がれた、熱されたその一撃を食らわせろ!肉を喰らわせろ!


「エヘ♪ めちゃんこ上手に焼けました、だよー♪」
「「むっさくるしいわ!!」」

「ねぇ、店長、この新サービスは失敗じゃないですか?ウエイトレスがやることじゃないですよ。というか発想がガテン系すぎます」
「うーむ、いや、でもどこかに需要無いかなぁ」
「ねーよ!」

「あそこの酒場、甘味とか紅茶扱ってたよな。何でいきなり金網運搬して、徘徊しながら手づかみで焼肉してんの?」

「店外パフォーマンスだとさ」
「変な道に走った、プロレス団体の地方興行かよ」

「アハ♪千夜一夜の果ても、よろしくね、だよー♪」
「ネガティブキャンペーンじゃないかな、これ」
「せっかくだからサーモン焼きましょうよ」

――ざわざわ。

「肉ちょうだい」「肉」「肉だ」「肉の匂いがするぞ」

「おい、物乞い共がわらわら集まってきたぞ!」
「逃げろ!巻き添えで齧られるぞ!」
「ヒェー!!一瞬で金すられた!!」

「――めっ! ちゃんと焼きあがるまでお待ちください、だよー」

「「「「はーい」」」」

「待ってる!?」
「なるほど!ウエイトの遅さを、肉を焼くという正当性でカバーしてるということか!こいつはまた、時代が動くぞ!」

「何の話だこれ」


オーナー:draudrau

(出典:遅延部屋)

評価数:1
(taka0427)


アスカや!アスカがおるぞ!元気そうでなりよりだ。 (taka0427)(11/24 00時39分07秒)