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盾の剣師。
刀を打つというドルイドがいた。
話を聞くべく、JuNはかの地へ向かった。
ここでいう「刀」は「剣」とほぼ同意のものであり、
その刀を手にした者は「刀師」と呼ばれた。
ドルイドが言うには刀は己の力で打つものであり、
自分はその手助けをするのみ、とのことらしい。

そして、盾の剣師JuNともう一人の戦士がその場にいた。
ドルイドはどちらか一方にのみ、刀を打つ手法を授けると二人に話した。
こうして、刀をめぐる戦いは行われた。

JuNは盾では防げない毒の剣に負けてしまった。
刀師になった戦士はJuNより一回りも小さく、年少の者であった。
しかし剣師として、JuNは負けるのに慣れていた。
何時だってそうだった。
小さな鼠から、悪魔の王、世界までを相手に戦い、そして負けた。
丈夫な身体と剣師を辞めない諦めの悪さが取柄である。
それでも諦められなかったJuNは遠見の教えを学び、
真・盾の刀として昇華しながら戦いに挑む。

オーナー：kusa_hen

(出典：Failed on Dreams)

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