名前:イラビダシア
HP :5
攻撃力:3
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・蟲毒剣
 ・蟲毒剣
 ・蟲毒剣

設定:
「相部屋だろうが何だろうが、とにかく良い寝床が欲しい。さっさとやろう」

スティーリアに着く数日前から、渓谷をしつこくついてきた野党の撃退で疲労困憊血まみれになっていた巫女は、ゆっくり休みたかった。恐らく今はどんなベッドでも倒れ込んたらすぐに眠れてしまうのだが、どうやら奥の方の部屋は日の光が入りそうに無いので、寝起きが汚い部屋で朝日も浴びられないとなると最悪にも程がある。
そのために、ヘトヘトの体に鞭を入れて、一瞬で勝負を決めることにしたのだった。イラビダシアは蟲毒剣を展開した。
夜の群青に染まりかけていた法衣が、炎の色に燃え始める。噛み締めた奥歯がギリっと鳴る。

「無尽の天道、灼金の陽神、俺の今宵の寝床の為に、今一度熱を与えたまえ!」

剣華街の一角に、沈んだはずの真っ赤な光が輝いた。


オーナー:nononenu

(出典:m26d <雲泥段々>)

評価数:3
(taka0427)(MAKUTAEX)(偽じおけー)