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ここはどこだろう?いつの間にか知らないところに迷い込んだみたいだ。
よく分かんなかったけど、なんだか踊るみたい。あんまり分かんないけど、踊るのって楽しそうだし、やってみようかな。
そうして少女は皆に紛れてくるくる踊る。

オーナー：ytyt690

(出典：マーガレット英雄譚ブレイドバラード-encore-)

評価数：6
(84n)(theta)(winuin4038)(kusa_hen)(ポーン)(「こうやどうふ」)

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うむむ、やっぱりよくわからない。初めて踊るには、ちょっとここは難しいのかも。
でも、一日目を乗り切ったのは上々だ。コツは掴んだしやり方もなんとなくわかってきた。ちょっとだけだけど勝つこともできたし、他の人がどんな風に踊るのかもちょっとずつ見える。
うまくいくかは分かんないけど、もっと考えればきっとちょっとは良くなるはず。
よーし!次はもっときれいに踊ろう!

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記録「メルツェル」
北国産まれ、北国育ちの少女。雪原の村のとある夫婦の一人娘。
ぶらぶらと世界を散歩していた所不思議なダンスに巻き込まれたが、楽しそうだからと、ちょっと身を投じてみた。
村の中でも強い父と母を持つが、本人が強いかは未だ未知数。

巡れよ回れよ、まだまだ舞踏は踏める筈。

オーナー：ytyt690

(出典：マーガレット英雄譚ブレイドバラード-encore-)

評価数：5
(osakana)(84n)(ポーン)(theta)(kusa_hen)

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段々楽しくなってきた。勝てる人も増えてきたし、なんだか踊り方もちょっとずつ安定してきた。
あとどれぐらい踊れるかなぁ。一番強い人と最後まで踊れるかなぁ。
本当に強くなっているのかとか、父さんと母さんみたいに強くなれるのかとか、色々考えることはあるけど、それでも投げ出さずに最後まで踊りきろう。
それに、こんな楽しい事、途中で辞めるなんて勿体ないじゃん!

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記録「メルツェル」2
かつて彼女の故郷の村の付近を荒らした熊を倒したのは彼女の両親だったらしい。
メルツェルは別に格段に戦う事に慣れている訳ではない。それでも彼女の両親の冒険譚は、少なからず彼女に好奇心と勇気を与えたし、血を継いでない訳ではないから、決して戦う事自体に才能やセンスが無いわけではない。きっと彼女だって熊一匹は倒せてしまうし、人も葬る事が出来る。
それでも彼女が未知数と呼ばれるのは、身を守る強さ以外を両親が教えなかったからである。
安寧の中で、それが無理ならせめて血を知らぬ中で生きて欲しいという二人の願いは、さてはて彼女に聞き届けられるものか。

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時間があるからと言って中途半端な日に絵にこだわっちゃうのは良くない。

オーナー：ytyt690

(出典：マーガレット英雄譚ブレイドバラード-encore-)

評価数：4
(theta)(84n)(kusa_hen)(ポーン)

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やっぱりちょっと難しいなぁ。今の舞踏会ではずっと負けてばっかりかも。
じゃあ次のことを考えよう。例えば少しでも勝つためにどうすればいいのかとか。次ギルドで何かあるときはどうしようかなとか。
今の状況に目を向けることも大事だけど、未来のことを考えることだって同じ位大事な事だと思う。それがきっと、お父さんとお母さんみたいに強くなる鍵だと思う。
やっぱり連続攻撃って痛いよねぇ。じゃあ、どうしようかなぁ。あ、こんな所に...

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記録「メルツェル」3
齢14歳といえど、やはりメルツェルは少女である事に変わりは無いから、記せることというのも限られてくる。生きている時間や経験が短いというのは、やはり何にせよネックにはなってしまうようだ。
それでもメルツェルは踊る。彼女の最も特筆すべき才能は、探究心と忍耐力だろう。負ける方があり得るとなったとしても、少しでも勝つ為にはどうすれば良いかと考える事を投げ出さない上で、踊りきろうとする力は、やはり彼女の特別な部分ではなかろうか。
回れよ踊れよ、終幕まで。

オーナー：ytyt690

(出典：マーガレット英雄譚ブレイドバラード-encore-)

評価数：3
(theta)(kusa_hen)(ポーン)

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うーん、むむむ。
やっぱりテンポが遅れてる感じがあるなぁ。
良い感じに勝てるんじゃないかと思った踊り方で勝てない。やっぱり最初の踊り方は大事だよ。うん。
でも、一つ思い出したことがある。
それはね、勝つことが全てじゃないってこと。
いっ、言い訳じゃないよっ!勝てないからって言い訳したら強くなれないじゃん!
でも、父さんも母さんも言っていた。人はすぐには強くなれない。段々、くり返しの中で強くなっていくって。
だからね、わたし、ここでは精一杯楽しく踊ろうって思うんだ!
最後まで!

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手記「メルツェル」
わたしの声だとはじめまして。
ここに書くのははじめてだ。ノートの１ページ目ってなんだかワクワクするよね!
やっぱり思ったんだ。わたしって強くなったのかなぁって。父さんや母さんみたいな人にちょっとは近づけたのかなぁって。
まあ、強くなってないなんてことはないと思う。人は毎日進歩するからね!
でも、やっぱりわたしはまだまだ弱い。
世界は、広かった。
わたしは、何も知らなかった。
たまたまの偶然で入りこんだわたしが、勝つなんてそんなのむずかしいよねぇ。
でも、楽しかった。この時間は無駄じゃなかった。
わたしはあいも変わらず弱いけど、それでも、きっとこの人たちといれば、強くなる以上のなにかに出会える気がする。
だから、だからわたし、この人たちと一緒にいたい。

オーナー：ytyt690

(出典：マーガレット英雄譚ブレイドバラード-encore-)

評価数：5
(osakana)(theta)(84n)(kusa_hen)(ポーン)