設定：
「ほっほっほ、そこの若いの。ワシは剣室を研究して千年の『剣室仙人』じゃ！」
「えっ誰…？」
「剣室というのはかつて悪魔の角という冒険者ギルドの長が使っていたとされる四次元箱を参考にして作られたと言われ」
「つい最近ではないか…ギルド長なら私も知っている。剣室を千年研究なんてありえないが」
「まあ、最後までは話を聞いてくだされ。剣室には弱点があって（中略）それを狙った剣師が湧いて出てくる、とワシは睨んでおる」
「ほほう」
「その剣師はずばり高速タイプ…今回の試合では剣室の物珍しさに惹かれた剣いっぱい剣師とそれを狩る初期攻撃力振り高速剣師が台頭する」
「なるほど。ありがとう、剣室仙人。この事前情報の力を役立ててみせよう！」
「気をつけて剣を取り、そして進みなされ」


「クックック…途中怪しまれたが何とか騙されてくれたわい。剣室仙人など実在せぬ。ワシはただの情報操作の得意な老剣師…」

オーナー：kusa_hen

(出典：m15（）)

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