現在の参加者は 13 人です。


名前:石英の愛について 前編
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・召喚剣<5/5/0/2/高斬/シャルロット・セクサロイドの場合>
 ・召喚剣<5/0/0/3/速護熱衝絶絶/灰の愛>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速絶絶絶熱/抹殺>
 ・召喚剣<5/0/0/3/鏡鏡鏡鏡鏡鏡/血の愛>
 ・召喚剣<20/0/0/3/鏡鏡鏡/銀械ワグマゥギズ>
 ・召喚剣<0/0/0/0//堕胎子>
 ・裏切書簡

設定:
石英の民が居た。
彼らは山に住み、石英を作っていた。
彼らには不思議な力があった、生物を結晶化させる能力。
もちろんその力は神から与えられたものだ。
彼らはその事実を知っていたので、毎年、その年に一番出来のいい石英を山に降りてきた神に捧げていた。
ある者は透き通った水晶を、またある者は紫に色付いたアメシストを、誰の石英が選ばれるか、そんなお祭りが行われていた。
だが彼らが皆、神に石英を捧げることを好ましく思っているわけではなかった。
作った石英を自らの力の象徴として誇示する者もいれば、自らの分身のように肌身離さず愛する者もいた。
あるとき、とても美しい水晶を作った女がいた。
周りはその水晶を神に捧げようと言ったが、彼女はそれを頑なに拒んだ、彼女はその水晶を愛していたのだ。
しかし、半ば強制的に神に捧げられてしまう。
彼女は怒って、神事の際、その水晶を取りに来た神を結晶にし粉々に砕いた(余談だが、その欠片の数は11とも71とも言われている。石英の種類が無、白、紫、黄、紅、灰、黒、山吹、緑、割、インクルージョンの11種類であることから、石英通信では11の説が有力である)
その行為は他の神々の怒りに触れ、神々は山にいくつもの雷を落とした。
その雷に触れた民は様々な変化がおきた。
ある者は能力を失い、ある者は結晶化し、ある者は獣の姿に変わった。
そうして石英の民は滅びた。
はるか昔、神話の時代の話。

(画像はイメージイラストである)


オーナー:hosa

評価数:1
(かに)


名前:適当伯シャロロム
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:5
剣技:
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/5/0/2/高斬/チャイルド・チルドレン>
 ・召喚剣<20/腰/骨/2/凹面鏡、合わせ鏡、余命三秒、女王命令/琥珀丸>
 ・召喚剣<5/5/0/2/毒毒>
 ・召喚剣<40/0/0/1/死/デカセクシス>
 ・召喚剣<0/3/0/5/高高/スタラ将軍>

設定:
 宰相ウツセミは嵐の中を放浪していた。顔に吹き付ける水しぶきも、声を口の中に吹き戻してくる荒れ狂う風も気にも止めず、天に向かって吠えていた。
「おお、天も荒れよ、風も叫べ!わが心を代弁するがいい!たとえ大陸を水没させるほどに降り注いだとて、その雨はわが心の涙とは比べようもないわ!私は娘との絆も失った!領民の信頼も失った!伯爵に仕える喜びも失ったのだ!稲妻よ、この俺を撃つがいい!すべての光を失ったこの俺の闇を恐れぬならば!」
 稲妻が光り、ウツセミを照らし出した。ウツセミは稲妻の落ちた方角を睨みつけ、何ごとか吠えた。しかし、その声は続く雷音にかき消されてしまった。
 という情景描写を考えながら、ウツセミは宿の2階でコーヒーを飲んでいた。ウツセミは若い頃作家志望だった。一度そうした夢に捉えられてしまった者は、自分のあらゆる心理状態を言語表現に置き換える癖が抜けぬものである。
 ウツセミにはつくづく、こうしたときに誰が見ているでもないのに嵐の中で狂乱の振る舞いのできる者がわからない。そうした人間がフィクションの外に実在していることをウツセミは知っている。彼らが自分のような反省を経ることなく、激情によって即座に狂乱へ到るのか、似た反省を通り抜けた上で狂態に何かの意味を見いだしているのか、誰かが見ているのをなんらかの方法で悟って演技としてやっているのか、誰かが見ていることにして演技だと自分に偽って狂気に身を委ねるのか。
 いかなる仮定をしても、自分がそのような狂態を演じることはない。本当に何もかもを失ったと感じている、失ったものを大事に思っていた者ならばそのような狂乱に至れるのか、単に理性と知性の劣る証でしかないのか。つまるところ自分は賢いのか、賢さに酔って人の心を失っているのか。
「コーヒーのおかわりをお持ちしました」
「ありがとう」
 コーヒーは暖かかった。だが、ウツセミの心は冷えきっていた。という描写をウツセミは考えた。
 明くる日、ウツセミは宿を出て宛てなき彷徨を再開した。何も持たずにふらっと来たが、身につけていた上質の衣類と高価な装飾は路銀として十分だった。
 林の中を進んでいくと、ほどなく視界が開け、見覚えのある風景に出くわした。密告の結果捕らえられた児童を集めた、平原の縁に立つ施設、ヘブンズリバーの収容所だ。
 ウツセミは収容所を回り込み、雨上がりの大平原を見渡した。<無限の射程>に広がるかのようなその大地と空の景観は、なぜか娘を思い出させる。
 char型の変数'A'はint型として読みとられた場合には65であり、逆に言えば、異なる複数の概念が同一の値として保存されるように、京子とヘブンズリバーの光景とはそれぞれ異なるコードの同じ値として脳に記憶されているのかもしれない。
「あれっ、ウツセモさんじゃないっスか。こんちはっス。娘さん、裏切ったそうっスけどだいじょぶっスか。バッチリっスか。あれ、随分サッパリしたかっこっスね」
 背後からの呼びかけにウツセミの思考は中断した。浅黒い肌に頑丈な体のソルダスだ。ヘブンズリバー収容所の職員の中でも、空気が読めないことでは右に出る者のいない人物である。
 なんと返したものか考えあぐねていると、ソルダスは勝手に喋り出した。この男は人と話すのが好きだが、人の話を聞くのが好きなわけではないのである。
「いやー、実は参ってたとこだったんっスよ。こどもたちにエスパーがいたらしくって、逃げられちゃったんスよ。中央の方へ向かったみたいっスけど。あ、サボってわけじゃないっスよ。服務規程にも『収容者に超能力を使わせてはならない』とはなかったわけっスから」
 ウツセミはしばらくソルダスを硬直した顔で見つめていたが、ソルダスが返事を促して肩に手を伸ばしかけると、首の支えを失って顔は上を向き、体は傾いて倒れた。
 以上は無論、ソルダスの話を聞きながらマルチスレッドで組み上げられたウツセミナレーションだ。そうそう都合よくショックで気を失うなどできぬものなのだ。


オーナー:niv

評価数:1
(suika)


名前:里見 野菜
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・召喚剣<10/0/0/3/死死斬斬斬/風精ホクゥアェセ>
 ・召喚剣<5/0/0/4/速鏡熱衝絶/弑する愛>
 ・召喚剣<10/0/0/2/速熱護絶重熱/ドラン>
 ・召喚剣<15/0/0/3/速護熱重/土鬼ホコズ>
 ・召喚剣<10/0/1/2/命死鏡盾護/JuN>
 ・召喚剣<5/0/0/8/盾/ランドアンバー>
 ・裏切書簡

設定:
【魔物図鑑】<未知>からの訪問者編(未完成)

地獣ホドモラワ :(造反)攻撃を跳ね返すほどに硬質化した毛を持つ獣。
妖怪ダキヌカレ :(造反)抱かれた人間は魂を抜かれるという恐ろしい妖怪。
幻人ヰ     :(造反)極めて輪郭の曖昧なヒトのような精神体。
土鬼ホコズ   :こちらの世界で言うオークのような魔物。とても誠実で力強い。
銀械ワグマゥギズ:(造反)銀色の装甲に身を包んだ古代兵器。ただし武器が壊れている。
風精ホクゥアェセ:雲のように白い羽。その挙動から意志を持つと推測できる。だが弱い。


オーナー:GeoK

評価数:0


名前:童話
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・召喚剣<5/0/0/3/魔魔魔魔魔魔/ゼーブルファー>
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/0/0/3/熱速速衝衝絶/妖怪ダキヌカレ>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速斬絶衝熱/打蘭兵>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速護熱衝絶/愛する人>
 ・召喚剣<10/ブ/ヴァ/3/万華鏡、余命1秒、眼鏡男子、命鏡視衰/終端>
 ・召喚剣<★10/防御無視/絶対防御/2/速重熱絶衝/ダラン兵>

設定:
100万と1/2回生きたねこ
100万と1/2年も 死なない ねこが いました。
100万と1/2回も 死んで、 100万と1/2回も 生きたのです。


オーナー:mayo

評価数:0


名前:none
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・召喚剣<5/0/0/2/魔魔魔魔魔魔魔/疫病の二度>
 ・召喚剣<5/3/0/3/斬高高/<無限の射程>>
 ・召喚剣<15/0/0/2/速鏡熱魔絶/幻視の七度>
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/0/0/3/速速熱熱絶絶/停滞の三度>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速護熱衝絶/跳躍の四度>
 ・召喚剣<35/0/1/1/命/<命の炎>>
 ・召喚剣<20/0/0/2/鏡鏡鏡鏡/乱雑の五度>

設定:
none


オーナー:supply

評価数:2
(elec.)(かに)


名前:-
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:5
剣技:
 ・召喚剣<15/0/0/1/速熱命命重重/(古びた大剣)>
 ・召喚剣<5/0/0/4/速護熱衝衝/ベルティナ>
 ・召喚剣<5/0/0/4/命鏡魔鏡鏡/(ぬかるみ)>
 ・召喚剣<15/1/0/3/衝衝衝/(三叉の農具)>
 ・召喚剣<50/0/0/0/(田畑)>
 ・裏切書簡

設定:


オーナー:suika

評価数:0


名前:剣匠とえぬえむのWCG教室
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:5
剣技:
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/1/0/4/熱熱斬斬/嘆きの剣>
 ・召喚剣<[5/0/0/2/速速衝衝死死死/無想無念・弐]>
 ・召喚剣<5/0/0/3/鏡鏡魔鏡鏡鏡/水鏡の盾>
 ・召喚剣<0/3/0/4/高高高/死の欠片の破片>
 ・召喚剣<35/0/3/0//不動壁>

設定:
匠「えーと次は特殊Lv1スキル行こうか」
え「全快の多重パネルを使うスキルね」

匠「面倒だし効果をぽいっとな

ミロクの剣[双]…一振り目3点、二振り目6点、三振り目以降9点ダメージ
炎天[炎]…2点ダメージ+このスキルHeat+これと同じ属性のスキルHeat
水位転地[浸]…相手のスキル使用に反応し2点回復+相手のパネルPoison
シェイクスピアの見る夢[嵐]…相手の使った能動スキルを先んじて使用、使用可能なら必ず一回使う
不動壁[磐]…維持中ダメージ3点軽減の防御スキル

こんなところか」

え「ミロクの剣と炎天は強そうね」
匠「まぁごり押せるし」
え「この水位転地ってのは?」
匠「どっちかというと相手のパネルに毒を撒くのが主目的だな」
え「不動壁は…」
匠「何でも3点軽減だからな。強いな」
え「シェイクスピアの見る夢は…?」
匠「相手のスキルを先取りして使うからそこそこいいんだが制御できないのが難点だな」


オーナー:nm43291

評価数:0


名前:剣王アリス
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:5
剣技:
 ・召喚剣<5/0/0/2/死速護速熱衝衝/赤の精霊杖>
 ・召喚剣<5/0/0/1/速魔魔魔死死死/緑の精霊石>
 ・召喚剣<20/0/0/2/速熱衝絶/侍女ダイナ>
 ・召喚剣<35/0/3/0//石の精霊人形>
 ・召喚剣<40/0/0/1/回3/青の精霊石>
 ・裏切書簡

設定:
赤盾が、国境近くを動いていると情報が入りました。
それを見逃すアリスではありません。
「決めたわ。これから、川を越えて赤盾の軍勢に奇襲をかけるの。成功すれば、情勢は変わるかもしれないわ」
「アリス様!さすがに危険でございます。もう少しお考えになった方が…」
「犠牲は大きいかもしれない…しかしこのまま、手をこまねいているのではだめだわ。お母様は最も悲惨なときに背後から殺された。赤盾には同じような目に…」
「アリス様…」

「…愚かなアリス。お前はアリスの傍にいる記憶のない旅人か。狂気に目覚めた赤盾は、人ならざる力を持っているという。俺はそれを調べていたのだが、あいつは俺のことを信用してねえ。とにかく、今の赤盾に近づくのは危なすぎる。…この仮面の下が気になるのか?俺に協力してくれるんだったら、見せてやってもいいぜ」

アリスは少数の軍を連れ、国境を流れる川に進みました。


石の精霊人形:アリスの拾った石が心臓部分に埋め込まれた人形。杖と同じ銘が刻まれている。アリスは製作者に思いを馳せるのだった。

赤盾王ジャスティニアヌス=イスキュロス=ジニスター7世:50歳、在位36年。大臣によって周囲の反対を押し切り、ジニスター王家の最も優れた人物として弱冠14歳で即位させられた。母は出産時に死亡、父親は当時元々の王位継承候補者だったが、対抗勢力によって毒殺された。自身も毒を飲まされたが、秀でた魔力で自ら浄化した。こうして、王位継承の混乱は収まった。その頃はアリスよりも大人しく賢い少年だった。30歳で海に流れ着いた巫女のリリーナと結婚。それがまた波紋を呼んだ。彼はどこからともなく悪い噂を流され、次第に王としての信頼を失っていった。しかし、彼はリリーナと共に剣国との戦争を止める活動を続けた。ある日突然、狂気に目覚めるまでは。


オーナー:kusa_hen

評価数:1
(かに)


赤盾がついに登場だ! (かに)(05/21 10時10分02秒)

名前:日記
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<10/0/0/3/速護熱衝絶/グリックの冒険>
 ・召喚剣<5/5/0/2/斬斬/ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち>
 ・召喚剣<[50/0/1/2/連熟衡艶/徘ぬ清零右>
 ・召喚剣<20/0/0/3/熱絶絶/黒ねこサンゴロウ>
 ・召喚剣<50/0/0/0//閉塞の五度>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速絶絶絶熱/刃の精霊石>

設定:
公園に行きました。
エアロバイクを簡略化したような物ができていました。
どこまでも漕げるけれどどこにも行けない、という意味だと思います。
それに乗らずに海岸へ行って卵を温めました。
少し硬くなっていた気もします。
まだ足りません。


オーナー:takatei

評価数:0


名前:黒羊の話
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
剣技:
 ・召喚剣<35/0/3/0//岩窟人形維持二回目>
 ・召喚剣<30/0/4/0/>
 ・召喚剣<5/0/0/4/速熱衝熱衝>
 ・召喚剣<5/0/0/3/鏡鏡鏡鏡鏡鏡/虚構の六度>
 ・召喚剣<10/0/0/3/速熱護衝絶>
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/0/0/4/魔魔魔魔魔>

設定:
書いてますん。


オーナー:nitoro

評価数:0


名前:奪命の一撃
HP :0
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・召喚剣<5/0/0/1/速死鏡鏡鏡鏡鏡鏡/マック・ポティエル>
 ・召喚剣<5/0/0/2/高斬/(ハムの切れっ端)>
 ・召喚剣<5/0/0/2/高斬/(奪剣ギールス)>
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/5/0/2/高斬/()>
 ・召喚剣<50/0/0/0//ジュライラ>

設定:


オーナー:tosatsu

評価数:0


名前:S
HP :5
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
剣技:
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<10/0/5/1/盾魔/マジックシールド>
 ・召喚剣<5/0/0/4/速魔魔魔魔/(木の車輪)>
 ・召喚剣<5/0/0/3/鏡鏡鏡鏡鏡鏡/クイックシルバ>
 ・召喚剣<5/0/3/2/死鏡鏡護/錬剣術師まくろ=こすもす=りーん>
 ・召喚剣<5/5/0/2/斬斬/イガバッチド>
 ・召喚剣<5/1/0/3/速熱衝衝死/Cの微熱>

設定:
7.セーブ

 なえる=そむそく=おーかむ(NAEL=SOMSOC=ORCAM)は、イガバッチドの剣に興味を持っていた。
 なえるは錬剣術師だった。イガバッチドの剣を打って鍛え上げたこともある。なえるのおかげでイガバッチドは封魔の力を手に入れた。剣の魔力があまりにも大きかったために、抑えるための力も必要となっていた。

 蜂須賀鋭は罪人だ。本来ならば表の社会に復帰できるはずもない。
 しかし彼はアベンジャーだ。魔法学会の意向としては、コレクションをしたいのだろう。未知の魔法を吸い出すために鋭に教養をつけさせる。その目的を果たさぬ限り、鋭を決して殺してはいけない――ゆえに赤い船のときも桔月が常に見張っていた。鳥居恵と出会ったのは、鋭にとってプラスになったといえるだろう。
 そして現在、緋森高校二年生。素質のある者ならば、どんな身分でも入学できる高校だ。罪人でもアベンジャーでも構わない。不帯剣民が帯剣民に偽装をしても構わない。途心の扱いさえ長けていれば、そのまま居座ることもできる。緋森高校は実力主義、だが身分が実力を底上げするので、下層の者が入学するのはやはり容易いものではない。
 鋭は途心を桔月から教わった。短期間で構成を練り、「10/0/0/4/黙黙災怒1」で入学した。ただし特待生のクラスに入ることはできなかった。それでも緋森はエリート高で、鋭に学をつけさせるには十分な環境が整っていた。
 桔月は緋森高校を眺めながら、ビニール袋を手に乗せる。今は使う時ではない。魔法の粉には高熱の副作用が伴っている。鋭に使えばトリガーしかねない。
「診断書……。あの結果が本当なら」
 一刻も早く、鋭には魔法を解析してもらう必要がある。あの盾は反射しない。長年の観察から、桔月は把握しかけていた。現時点では鋭よりも熟知しているかもしれない。
 教えるべきか、否か。教えたところでこの暑さは止められないが。
 そう、今日も暑い。
 温暖化。熱帯化。異常気象。撃鉄の怒りに触れたかのように、気温は上がり続けている。
 鋭の魔法は意思(プラン)を無視し、熱によってトリガーされ、盾は維持されていく。このスキルに名前はまだない。それは彼が魔法を解析したときに、初めて名がつけられる。魔道書に登録されることで、魔法は正式に認められる。
「どちらが先に身につくかしらね、ドリー」
 桔月は少女を管理している。
 少女は閉じ込められている。狭くて暗い部屋で独り。桔月は時期が来るまで解放しない。
 恵は大切な鍵なのだ。
 Cを抑止するための――。


オーナー:かに

評価数:0


名前:おやすみ。
HP :0
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:0
剣技:
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/1/0/4/毒毒毒毒/フィーグムンド>
 ・召喚剣<5/3/0/3/衝衝衝/ミスポルム>
 ・召喚剣<5/5/0/2/重重/ダンガード>
 ・召喚剣<20/0/3/1/死護/ぱんつ>
 ・召喚剣<5/0/0/3/速魔魔魔魔速/フリダ>
 ・召喚剣<15/0/0/2/速熱護絶重/ライトゲイザー>
 ・召喚剣<5/5/0/2/重重/ダンガード>
 ・召喚剣<30/1/0/1/毒命/メロディメモリー>
 ・裏切書簡
 ・召喚剣<5/0/1/3/速熱熱衝絶>

設定:
^@^ パタパタ


オーナー:utsm4

評価数:0